17.2. Java Connector Architecture (JCA) サブシステムの設定の概要

JBoss Enterprise Application Platform 6 の JCA can be configured in the Management Console. JCA 設定オプションは、サーバーがどのように実行されているかに応じて、管理コンソールの若干異なる場所に存在します。JCA 設定オプションは、どのようにサーバーが実行されているかに応じて、管理コンソールの若干異なる場所に存在します。
サーバーがスタンドアロンサーバーとして実行されている場合は、次の手順を実行します。
  1. 右上の Profile リンクをクリックし、Profile ビューに切り替えます。
  2. 左側のナビゲーションパネルの Profile セクションが展開されていることを確認します。
  3. Connector をクリックして展開し、JCA をクリックします。
サーバーが管理ドメインの一部として実行されている場合は、次の手順を実行します。
  1. 右上の Profile リンクをクリックし、Profile ビューに切り替えます。
  2. 左側のナビゲートパネル最上部の Profile メニューから変更するプロファイルを選択します。
  3. Connector をクリックして展開し、JCA をクリックします。
JCA サブシステムには、共通設定、ブートストラップコンテキスト、およびワークマネージャーの 3 つの異なるサブセットがあります。これらの各サブセットでは JCA サブシステム設定下に独自のタブがあります。
共通設定
Common Config タブには、接続マネージャー、アーカイブ検証、および Bean 検証 (JSR-303) の設定が含まれます。また、これらの各設定は独自のタブに含まれます。これらの設定を変更するには、適切なタブを開き、編集ボタンをクリックし、必要な変更を行い、保存ボタンをクリックします。
JCA 共通設定

図17.1 JCA 共通設定

それぞれに対して編集できる設定は次のとおりです。
  • 接続マネージャー:
    • エラーログが有効であるかどうか
    • デバッグログが有効であるかどうか
  • アーカイブ検証:
    • 有効であるかどうか
    • 失敗してエラーが発生するかどうか
    • 失敗して警告が発生するかどうか
  • Bean 検証:
    • 有効であるかどうか
ブートストラップコンテキスト
Bootstrap Contexts タブには、設定されたブートストラップコンテキストのリストが含まれます。新しいブートストラップコンテキストオブジェクトを追加、削除、および設定できます。各ブートストラップコンテキストにはワークマネージャーを割り当てることができます。
ブートストラップコンテキスト

図17.2 ブートストラップコンテキスト

ワークマネージャー
Work Manager タブには、設定されたワークマネージャーのリストが含まれます。新しいワークマネージャーを追加および削除でき、スレッドプールをここで設定できます。各ワークマネージャーは、1 つの短い実行スレッドプールと最大 1 つの長い実行スレッドプールを持つことができます。
ワークマネージャー

図17.3 ワークマネージャー

次のスレッドプール属性をここで設定できます。
  • キープアライブタイムアウト
  • キープアライブタイムアウトユニット
  • コアタイムアウトを許可するかどうか
  • スレッドファクトリー
  • 最大スレッド数
  • コアスレッド数
  • キューの長さ
ワークマネージャースレッドプール

図17.4 ワークマネージャースレッドプール