Red Hat Training

A Red Hat training course is available for RHEL 8

32.5. カーネルパラメーター

カーネルパラメーターのデフォルト値は /proc/sys/kernel/ ディレクトリーにあります。この値は、利用可能なシステムリソースに応じて、システムの起動時にカーネルにより計算されます。

以下は、msg* および shm* System V IPC (sysvipc) システムコールの制限を設定するのに使用されるカーネルパラメーターです。

msgmax
メッセージキューの単一のメッセージに対する最大許容サイズ (バイト単位) を定義します。この値は、キューのサイズ (msgmnb) を超えることはできません。sysctl msgmax コマンドを使用して、システムの現在の msgmax 値を確認します。
msgmnb
単一のメッセージキューの最大サイズをバイト単位で定義します。sysctl msgmnb コマンドを使用して、システムの現在の msgmnb 値を確認します。
msgmni
メッセージキュー識別子の最大数 (つまりキューの最大数) を定義します。sysctl msgmni コマンドを使用して、システムの現在の msgmni 値を確認します。
shmall
一度にシステムで使用できる共有メモリーページの合計量を定義します。例えば、AMD64およびIntel 64アーキテクチャでは、1ページは4096バイトです。sysctl shmall コマンドを使用して、システムの現在の shmall 値を確認します。
shmmax
カーネルが許可する単一の共有メモリーセグメントの最大サイズをバイト単位で定義します。sysctl shmmax コマンドを使用して、システムの現在の shmmax 値を確認します。
shmmni
システム全体の共有メモリーセグメントの最大数を定義します。いずれのシステムでもデフォルト値は 4096 です。

関連情報

  • sysvipc(7)およびsysctl(8) のマニュアルページ。