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第20章 忙しいCPUをperfで調べる

システムのパフォーマンス問題を調査する際には、perfツールを使用して、最も使用率の高いCPUを特定して監視することで、作業に集中することができます。

20.1. perf stat でカウントされた CPU イベントの表示

perf stat を使用すると、CPU カウントアグリゲーションを無効にすることで、どの CPU イベントがカウントされたかを表示できます。この機能を使用するには、-a フラグを使用してシステム全体のモードでイベントをカウントする必要があります。

前提条件

  • perf のインストール」で説明されているように、perf ユーザー領域ツールがインストールされている。

手順

  • CPU カウントアグリゲーションが無効になっているイベントをカウントします。

    # perf stat -a -A sleep seconds

    この例では、CPU0 以降の各 CPU に対して sleep コマンドを使用し、一定時間 ( 単位) に記録された一般的なハードウェアおよびソフトウェアイベントのデフォルトセット数が表示されます。そのため、cycle などのイベントを指定すると便利です。

    # perf stat -a -A -e cycles sleep seconds