Red Hat Training
A Red Hat training course is available for RHEL 8
第4章 tuna インターフェイスを使用したシステムの確認
tuna
ツールを使用してスケジューラーの調整可能パラメーターの調整、スレッド優先度の調整、IRQ ハンドラー、CPU コアおよびソケットの分離を行います。tuna は、チューニングタスクを実行する際の複雑性を軽減します。
tuna
ツールは、以下の操作を実行します。
- システム上の CPU の表示
- システム上で現在実行中の割り込み要求 (IRQ) を表示します。
- スレッドのポリシーおよび優先度の情報の変更
- システムの現在のポリシーと優先度を表示します。
4.1. tuna ツールのインストール
tuna
ツールは、稼働中のシステムで使用されるように設計されています。これにより、アプリケーション固有の測定ツールで、変更の直後にシステムパフォーマンスを確認および分析できます。
この手順では、tuna
ツールをインストールする方法を説明します。
手順
tuna
ツールをインストールします。# yum install tuna
検証手順
利用可能な
tuna
CLI オプションを表示します。# tuna -h
関連情報
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tuna(8)
の man ページ