Red Hat Training
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21.4. CPU ごとのモードでのパフォーマンスプロファイルの記録
CPU ごとのモードで perf record
を使用すると、監視対象の CPU のすべてのスレッドにわたって、ユーザー空間とカーネル空間の両方で同時にパフォーマンスデータをサンプリングして記録できます。デフォルトでは、CPU ごとのモードはすべてのオンライン CPU を監視します。
前提条件
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perf のインストール で説明されているように、
perf
ユーザー領域ツールがインストールされている。
手順
パフォーマンスデータのサンプルと記録:
# perf record -a command
command
を、サンプルデータを作成するコマンドに置き換えます。コマンドを指定しないと、Ctrl+C を押して手動で停止するまでperf record
がデータのサンプリングを行います。
関連情報
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man ページの
perf-record(1)