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36.4. ランタイム時に HugeTLB ページを確保するためのパラメーター

実行時に HugeTLB ページの動作に影響を与える場合は、以下のパラメーターを使用します。

これらのパラメーターを使用してランタイム時に HugeTLB ページを設定する方法の詳細は、ランタイム時の HugeTLB の設定 を参照してください。

表36.2 ランタイム時に HugeTLB ページを設定するために使用されるパラメーター

パラメーター説明ファイル名

nr_hugepages

指定された NUMA ノードに割り当てられる指定したサイズの Huge Page の数を定義します。

/sys/devices/system/node/node_id/hugepages/hugepages-size/nr_hugepages

nr_overcommit_hugepages

オーバーコミットメモリーを介してシステムで作成され、使用できる追加の Huge Page の最大数を定義します。

このファイルにゼロ以外の値を書き込むと、永続 Huge Page プールが使い切られると、システムはカーネルの通常のページプールから その数の Huge Page を取得することを示しています。これら超過分の Huge Page は使用されなくなるので、これらは解放され、カーネルの通常のページプールに戻ります。

/proc/sys/vm/nr_overcommit_hugepages