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23.4. perf c2c report 出力の解釈

本セクションでは、perf c2c report コマンドの出力を解釈する方法を説明します。

perf c2c report --stdio コマンドを実行して表示される視覚化は、データを複数のテーブルに分類します。

Trace Events Information
この表は、perf c2c record コマンドで収集された負荷およびストアサンプルの大まかな概要を示しています。
Global Shared Cache Line Event Information
この表は、共有キャッシュラインに関する統計を提供します。
c2c Details
この表は、サンプルされたイベントと、perf c2c report データを視覚化で編成する方法についての情報を提供します。
Shared Data Cache Line Table
この表は、デフォルトでキャッシュラインごとに検出されるリモート Hitm の量によって、偽共有が検出され、降順に並び替えられるホットテストキャッシュラインの 1 行の概要を提供します。
Shared Cache Line Distribution Pareto

以下の表には、競合が発生している各キャッシュラインに関するさまざまな情報が記載されています。

  • キャッシュラインは NUM 列で番号 0 から始まる番号です。
  • 各キャッシュラインの仮想アドレスは Data address Offset の列に含まれます。また、その後に異なるアクセスが発生したキャッシュラインにオフセットが続きます。
  • Pid 列にはプロセス ID が含まれます。
  • Code Address 列には、インストラクションポインターコードアドレスが含まれます。
  • cycles ラベル下の列には、平均負荷のレイテンシーが表示されます。
  • cpu cnt 列には、生成された CPU の各種サンプルの数を表示します (特定の場所でインデックス化したデータを待つさまざまな CPU の数)。
  • Symbol 列には関数名またはシンボルが表示されます。
  • Shared Object 列は、サンプルの送信元である ELF イメージの名前を表示します (サンプルがカーネルからの場合は [kernel.kallsyms] という名前が使用されます)。
  • Source:Line 列には、ソースファイルと行番号が表示されます。
  • Node{cpu list} 列には、各ノードに対して、どの特定の CPU サンプルが生成されたかが表示されます。