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8.9. テキスト形式のユーザーインターフェース nmtui でネットワークチームを設定する手順
テキスト形式のユーザーインターフェースツール nmtui を使用すると、ターミナルのウィンドウでチーミングを設定できます。このツールを起動するには、以下のコマンドを実行します。
~]$ nmtui
テキストユーザーインターフェースが表示されます。無効なコマンドがあると、使用方法に関するメッセージが表示されます。
移動するには矢印キーを使用するか、Tab を押して次に進むか、Shift+Tab を押して前に戻ります。Enter を押してオプションを選択します。Space バーは、チェックボックスのステータスを切り替えます。
- メニューから 接続の編集 を選択します。追加 を選択すると 新規の接続 画面が開きます。
図8.1 NetworkManager テキスト形式のユーザーインターフェースのチーム接続追加メニュー
[D] - team を選択すると、接続の編集 画面が開きます。
図8.2 NetworkManager テキスト形式ユーザーインターフェースでチーム接続を設定するメニュー
[D] - チームにポートインターフェースを追加するには 追加 を選択して 新規の接続 画面を開きます。接続の種類を選んだら、作成 ボタンを選択して、チームの 接続の編集 画面を開きます。
図8.3 NetworkManager テキスト形式ユーザーインターフェースで新規チームポートインターフェース接続を設定するメニュー
[D] - デバイス セクションに、必要なポートデバイス名または MAC アドレスを入力 し ます。必要であれば、イーサネット ラベルの右側にある 表示する を選択して、チームの MAC アドレスとして使用するクローンの MAC アドレスを入力します。OK ボタンを選択します。注記MAC アドレスなしでデバイスを指定すると、接続の編集 ウィンドウがリロードされる際に デバイス セクションは自動的に設定されます。ただしこれは、デバイスが正常に発見された場合のみです。
図8.4 NetworkManager テキスト形式ユーザーインターフェースでチームのポートインターフェース接続を設定するメニュー
[D] - チーミングポートの名前が Slaves セクションに表示されます。上記の手順を繰り返して、ポート接続を追加します。
- カスタムポート設定を適用する場合は、JSON 設定 セクションにある 編集 ボタンを選択します。vim コンソールが起動して変更が適用できます。vim で変更を保存した後、JSON 設定 で表示されている JSON 文字列が意図したものになっているか確認します。
- 設定を確認してから、OK ボタンを選択します。
図8.5 NetworkManager テキスト形式ユーザーインターフェースでチーム接続を設定するメニュー
[D]
JSON 文字列の例については、「teamd ランナーの設定」を参照してください。nmtui を使用したチームまたはポート設定で使用する文字列の例については、関連するセクションのみを使用するように注意してください。JSON 文字列の一部として「Device」を指定しないでください。たとえば、チームの JSON 設定フィールドでは、「device」の後から「port」の前までの JSON 文字列を使用してください。ポートに関連するすべての JSON 文字列のみをポート設定フィールドに追加する必要があります。
nmtui のインストール方法は、「nmtui を使用した IP ネットワークの設定」を参照してください。