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第6章 ホスト名の設定
6.1. ホスト名について
hostname
には、static (静的)、pretty、transient (一時的) の 3 つのクラスがあります。
「static」ホスト名は従来の
hostname
で、ユーザーが選択でき、/etc/hostname
ファイルに保存されます。「transient」 hostname
は、カーネルによって維持される動的なホスト名です。デフォルトでは static ホスト名に初期化され、その値は「localhost」になります。ランタイム時に DHCP
または mDNS
による変更が可能です。「pretty」 hostname
は、ユーザーに自由形式の UTF8 ホスト名を提示するものです。
注記
ホスト名は、最大 64 文字の長さの自由形式の文字列にできます。ただし、Red Hat では、static および transient の両方の名前が
host.example.com
のように DNS
内のマシンで使われている 完全修飾ドメイン名 (FQDN) に合致することを推奨しています。また、static および transient のホスト名は 7 ビットの ASCII 小文字のみで構成され、空白やドットを含めず、DNS
ドメイン名ラベルで許可されている形式に制限することが推奨されています。ただし、これは厳密な要件ではありません。従来の仕様ではアンダースコアは禁止されているので、この使用も推奨されません。
hostnamectl ツールは、static および transient のホスト名が
a-z
、A-Z
、0-9
、「-
」、「_
」、および「.
」のみで構成され、最初と最後がドットでないこと、また 2 つのドットが連続しないことを強制します。また、最大 64 文字までの長さも強制されます。
6.1.1. 推奨される命名プラクティス
インターネット上の割り当てられた名前と番号(ICANN)は、未登録のトップレベルドメイン(
。yourcompany
など)をパブリックレジスタに追加することがあります。したがって、Red&Hatは、プライベートネットワーク上でも、自分に委任されていないドメイン名を使用しないことを強くお勧めします。これは、ネットワーク構成によってドメイン名の解決方法が異なる可能性があるためです。その結果、ネットワークリソースが利用できなくなる可能性があります。自分に委任されていないドメイン名を使用すると、DNSSEC検証を有効にするためにドメイン名の衝突に手動の設定が必要になるため、DNSSECの展開と維持がより困難になります。この問題の詳細については、ドメイン名の衝突に関するICANNのよくある質問を参照してください。ICANN (The Internet Corporation for Assigned Names and Numbers) は、(.yourcompany
などの) トップレベルの未登録ドメインを公開登録簿に追加することがあります。このため、Red Hat では、プライベートネットワーク上であっても委任されていないドメイン名を使用しないことを強く推奨しています。これは、ネットワーク設定によっては異なる解決をしてしまうドメインネームになってしまう可能性があるからです。その結果、ネットワークリソースは利用不可能になってしまいます。また、委任されていないドメイン名を使うと、DNSSEC の実装および維持がより困難になります。これは、ドメインネームが競合すると DNSSEC 検証に手動の設定が必要となるからです。この問題に関する詳細情報は、「Name Collision Resources and Information」を参照してください。
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