7.5. GUI を使った 802.1Q VLAN タグの設定

7.5.1. VLAN 接続の確立

GNOME control-center ユーティリティーで、NetworkManager に既存のインターフェースを親インターフェースとして使用して VLAN を作成するよう指示することができます。本ガイド執筆時点では、VLAN はイーサネットデバイス上でのみ作成可能です。VLAN デバイスが自動的に作成されるのは、親インターフェースが自動的に接続するよう設定されている場合のみであることに注意してください。

手順7.1 新規 VLAN 接続の追加

VLAN 接続を設定するには、ネットワーク ウィンドウを開いてから、+記号をクリックし、一覧から VLAN を選択します。
  1. Super キーを押してアクティビティ画面を開き、network と入力して ネットワーク 設定ツールを選択し、Enter を押します。
  2. +記号をクリックして、選択リストを表示します。VLAN を選択します。VLAN 接続 1 のウィンドウが表示されます。
  3. VLAN タブで、VLAN 接続に使用する親インターフェースをドロップダウンリストから選びます。
  4. VLAN ID を入力します。
  5. VLAN インターフェース名を入力します。これは、作成される VLAN インターフェースの名前です。たとえば、eth0.1vlan2 などです。(通常、この名前は親インターフェース名に . と VLAN ID を加えたものか、vlan と VLAN ID を加えたものになります。)
  6. 設定を確認してから 保存 ボタンをクリックします。
  7. VLAN 固有の設定を編集するには、「VLAN タブの設定」 を参照してください。
新規 VLAN 接続の追加

図7.3 新規 VLAN 接続の追加

手順7.2 既存の VLAN 接続の編集

既存の VLAN 接続を編集するには以下の手順にしたがいます。
  1. Super キーを押してアクティビティ画面を開き、network と入力して ネットワーク 設定ツールを選択し、Enter を押します。
  2. 編集する接続を選択して、オプション ボタンをクリックします。
  3. 全般 タブを選択します。
  4. 接続名、自動接続の動作、および可用性のセッティングを設定します。
    編集 ダイアログ内の以下の 3 つの設定はすべての接続タイプに共通です。
    • 接続名 — ネットワーク接続の名前を入力します。この名前は Network ウィンドウメニューの VLAN セクションにある接続名一覧に表示されます。
    • この接続が利用可能になったときは自動的に接続する — このボックスにチェックを入れると、この接続が利用可能な時に NetworkManager が自動接続します。詳細については 「ネットワークへの自動接続」 を参照してください。
    • 全ユーザーがこのネットワークに接続可能とする — 接続をこのシステム上のすべてのユーザーに利用可能とするには、このボックスにチェックを入れます。このセッティングを変更するには root 権限が必要になることがあります。詳細については 「システムワイドおよびプライベート接続プロファイル」 を参照してください。
  5. VLAN 固有の設定を編集するには、「VLAN タブの設定」 を参照してください。

新規 (または修正した) 接続を保存して他の設定をする

VLAN 接続の編集が終わったら、保存 ボタンをクリックしてカスタマイズした設定を保存します。編集中に該当プロファイルが使用されていた場合、接続を切断してから再接続し、NetworkManager が変更を適用するようにします。プロファイルがオフだった場合は、これをオンにするか、ネットワーク接続アイコンメニューで選択します。新規および変更後の接続を使用することに関する詳細情報は、「GUI を使用したネットワーク接続」 を参照してください。
既存の接続をさらに設定をするには、ネットワーク接続 ウィンドウ内でその接続を選択し、オプション をクリックして 編集 ダイアログに戻ります。
そして、以下を設定します。

7.5.1.1. VLAN タブの設定

新規の VLAN 接続を既に追加している場合 (手順に関しては、手順7.1「新規 VLAN 接続の追加」 を参照) 、VLAN タブを編集して、親インターフェースと VLAN ID を設定できます。
親インターフェース
ドロップダウンリストから以前に設定したインターフェースを選択できます。
VLAN ID
VLAN ネットワークのトラフィックのタグ付けに使用する ID 番号。
VLAN インターフェース名
作成される VLAN インターフェースの名前。たとえば、eth0.1vlan2 など。
クローンした MAC アドレス
VLAN インターフェースの特定に使用する別の MAC アドレスをオプションで設定します。このアドレスを使って、この VLAN 上で送信されたパケットのソース MAC アドレスを変更することができます。
MTU
VLAN 接続で送信されるパケットに使用する最大転送単位 (MTU) のサイズをオプションで設定します。