Red Hat Training

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13.5. Base RDMA サブシステムの設定

rdma サービスは自動で開始されます。 InfiniBand でも iWARP でも RoCE/IBoE でも、RDMA 対応ハードウェアが検出されると、udevsystemdrdma サービスを開始するよう指示します。 
~]# systemctl status rdma
● rdma.service - Initialize the iWARP/InfiniBand/RDMA stack in the kernel
   Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/rdma.service; disabled; vendor preset: disabled)
   Active: inactive (dead)
     Docs: file:/etc/rdma/rdma.conf
ユーザーが rdma サービスを有効にする必要はありませんが、常時有効にしたい場合は、そうすることができます。これを行うには、root で以下のコマンドを入力します。
~]# systemctl enable rdma

13.5.1. rdma.conf ファイルの設定

rdma サービスは /etc/rdma/rdma.conf を読み込んで、管理者がデフォルトで読み込みたいカーネルレベルとユーザーレベルの RDMA プロトコルを判別します。 このファイルを編集すると、様々なドライバーを有効、無効にできます。
以下のドライバーが有効、無効にできます。
  • IPoIB: IP ネットワークエミュレーション層で、InfiniBand ネットワークでの IP アプリケーションの実行を可能にします。
  • SRP: SCSI 要求プロトコルです。 マシン上の SRP プロトコル経由でエクスポートされたリモートドライブまたはドライブアレイをまるでローカルのハードディスク上にあるかのようにマシンにマウントできるようになります。
  • SRPT: これは SRP プロトコル のターゲットモード、またはサーバーモードです。 これは、他のマシンにドライブもしくはドライブアレイをエクスポートするために必要なカーネルサポートを読み込みます。その他のマシンは、これらをまるでローカル上にあるかのようにマウントします。詳細は、targetd および targetcli パッケージのドキュメントを参照してください。
  • ISER: Linux カーネルの iSCSI 層全般用の低レベルのドライバーで、iSCSI デバイスに InfiniBand ネットワークでのトランスポートを提供します。
  • RDS: Linux カーネル内の Reliable Datagram Service です。 Red Hat Enterprise Linux 7 カーネル内では有効にされないため、読み込むことができません。