Show Table of Contents
5.6. PPP (ポイントツーポイント) セッティングの設定
認証方法
多くの場合、プロバイダーの PPP サーバーは許可されたすべての認証方法をサポートしています。接続に失敗する場合は、PPP サーバーの設定に応じて一部の認証方法のサポートを無効にする必要があります。
- MPPE (ポイントツーポイント暗号化) を使用
- Microsoft のポイントツーポイント暗号化プロトコル (『RFC 3078』)。
- BSD データ圧縮を許可する
- PPP BSD 圧縮プロトコル (『RFC 1977』)。
- Deflate データ圧縮を許可する
- PPP Deflate プロトコル (『RFC 1979』)。
- TCP ヘッダー圧縮を使用
- 低スピードシリアルリンク用に TCP/IP ヘッダーを圧縮します (『RFC 1144』)。
- PPP echo のパケットを送信
- ループバックテスト用の LCP Echo 要求および Echo 応答コード (『RFC 1661』)。
注記
NetworkManager ではオプションとして PPP がサポートされるので、PPP セッティングを設定するには、事前に NetworkManager-ppp パッケージがインストールされている必要があります。