1.4. NetworkManager のインストール

NetworkManager は、デフォルトで Red Hat Enterprise Linux にインストールされます。確実にインストールする必要がある場合は、root ユーザーで以下のコマンドを実行します。
~]# yum install NetworkManager
ユーザーの権限および権限の取得に関する詳細情報は、Red Hat Enterprise Linux 7 システム管理者のガイド を参照してください。

1.4.1. NetworkManager デーモン

NetworkManager デーモンは root 権限で実行し、デフォルトでブート時に起動するように設定されています。以下のコマンドを入力すると、NetworkManager デーモンが実行しているか確認できます。
~]$ systemctl status NetworkManager
NetworkManager.service - Network Manager
   Loaded: loaded (/lib/systemd/system/NetworkManager.service; enabled)
   Active: active (running) since Fri, 08 Mar 2013 12:50:04 +0100; 3 days ago
NetworkManager サービスが稼働していない場合は、systemctl status コマンドは NetworkManagerActive: inactive (dead) と報告します。現行セッションで起動するには、root ユーザーで以下のコマンドを実行します。
~]# systemctl start NetworkManager
システム起動時に NetworkManager が毎回起動するにようするには、systemctl enable コマンドを実行します。
~]# systemctl enable NetworkManager
サービスの起動、停止、および管理に関する詳細情報は、Red Hat Enterprise Linux 7 システム管理者のガイド を参照してください。

1.4.2. NetworkManager との対話

ユーザーは、NetworkManager システムサービスと直接対話はしません。代わりに、グラフィカルおよびコマンドラインのユーザーインターフェースツールを使ってネットワーク設定タスクを実行します。Red Hat Enterprise Linux 7 では以下のツールが利用できます。
  1. NetworkManager 用のシンプルな curses ベースのテキストユーザーインターフェース (TUI) である nmtui が利用可能です。
  2. コマンドラインツールの nmcli を使うと、ユーザーとスクリプトは NetworkManager と対話できるようになります。nmcli は、GUI のないシステム上でサーバーのように NetworkManager のすべての側面を制御できることに留意してください。これは、GUI ツールと同等なものになります。
  3. GNOME Shell は NetworkManager が報告するネットワーク接続状態のネットワークアイコンも通知スペースに表示します。このアイコンには複数の状態があり、現在使用中の接続タイプを視覚的に示します。
  4. グラフィカルユーザーインターフェースツールは control-center と呼ばれ、GNOME Shell が提供し、デスクトップユーザーが利用できます。これは、Network 設定ツールを含んでいます。起動するには、Super キーを押してアクティビティ画面を開き、control network と入力してから Enter を押します。Super キーはキーボードやハードウェアによって外見が異なりますが、通常は Windows または Command キーで、スペースバーの左側にあります。
  5. グラフィカルユーザーインターフェースツールの nm-connection-editor は、control-center では処理されない特定のタスクに利用できます。これを起動するには、Super キーを押してアクティビティ画面を開き、network connections または nm-connection-editor と入力してから Enter を押します。
ネットワーク接続のアイコン

図1.1 ネットワーク接続のアイコン