4.3. NetworkManager のコマンドラインツール nmcli を使ったネットワークボンディング

注記

nmcli の導入については、「NetworkManager コマンドラインツール (nmcli) の使用」を参照してください。
nmcli ツールを使って ボンド 接続を作成するには、以下のコマンドを実行します。
~]$ nmcli con add type bond ifname mybond0
Connection 'bond-mybond0' (5f739690-47e8-444b-9620-1895316a28ba) successfully added.
ボンドに con-name を指定しなかったため、接続名がインターフェース名の前に種類を追加したものとなっていることに留意してください。
NetworkManager では、カーネルで提供されるほとんどのボンディングオプションがサポートされます。以下に例を示します。
~]$ nmcli con add type bond ifname mybond0 bond.options "mode=balance-rr,miimon=100"
Connection 'bond-mybond0' (5f739690-47e8-444b-9620-1895316a28ba) successfully added.
スレーブ インターフェースを追加するには、以下の手順を実施します。
  1. 新規接続を作成します。詳細は、「接続プロファイルの作成および修正」を参照してください。
  2. マスターのプロパティーを ボンド のインターフェース名、またはマスター接続の名前に設定します。
~]$ nmcli con add type ethernet ifname ens3 master mybond0
Connection 'bond-slave-ens3' (220f99c6-ee0a-42a1-820e-454cbabc2618) successfully added.
新たな スレーブ インターフェースを追加するには、別のインターフェースで前の手順のコマンドを繰り返します。以下に例を示します。
~]$ nmcli con add type ethernet ifname ens7 master mybond0
Connection 'bond-slave-ens7' (ecc24c75-1c89-401f-90c8-9706531e0231) successfully added.
スレーブをアクティブ化するには、以下のコマンドを実行します。
~]$ nmcli con up bond-slave-ens7
Connection successfully activated (D-Bus active path: /org/freedesktop/NetworkManager/ActiveConnection/14)
~]$ nmcli con up bond-slave-ens3
Connection successfully activated (D-Bus active path: /org/freedesktop/NetworkManager/ActiveConnection/15)
スレーブをアクティブ化すると、マスター接続も開始されます。詳細は、「マスターおよびスレーブインターフェースのデフォルト動作について」を参照してください。したがって、マスター接続を手動でアクティブ化する必要はありません。
接続を非アクティブ化することなく、ランタイム時にボンドの active_slave オプションおよび primary オプションを変更することができます。たとえば、active_slave オプションを変更するには、以下のコマンドを実行します。
~]$ nmcli dev mod bond0 +bond.options "active_slave=ens7"
Connection successfully reapplied to device 'bond0'.
また、primary オプションを変更するには、以下のコマンドを実行します。
~]$ nmcli dev mod bond0 +bond.options "primary=ens3"
Connection successfully reapplied to device 'bond0'.

注記

active_slave オプションで設定したインターフェースが、直ちにアクティブスレーブになります。一方、ボンドの primary オプションでは、新たなスレーブが追加された時またはアクティブスレーブに障害が発生した時にカーネルが自動的に選択するアクティブスレーブを指定します。