1.3. Web コンソールへのログイン

cockpit.socket サービスが実行中で、対応するファイアウォールポートが開いている場合、ブラウザーで Web コンソールに初めてログインできます。

前提条件

  • 次のブラウザーのいずれかを使用して Web コンソールを開いている。

    • Mozilla Firefox 52 以降
    • Google Chrome 57 以降
    • Microsoft Edge 16 以降
  • システムユーザーアカウントの認証情報

    RHEL Web コンソールは、/etc/pam.d/cockpit にある特定のプラグ可能な認証モジュール (PAM) スタックを使用します。デフォルト設定では、システム上の任意のローカルアカウントのユーザー名とパスワードを使用してログインできます。

  • ファイアウォールでポート 9090 が開いている。

手順

  1. Web ブラウザーに次のアドレスを入力して Web コンソールにアクセスします。

    https://localhost:9090
    注記

    これにより、ローカルマシン上で Web コンソールログインが可能になります。リモートシステムの Web コンソールにログインする場合、「リモートマシンから Web コンソールへの接続」 を参照してください。

    自己署名証明書を使用する場合は、ブラウザーに警告が表示されます。証明書を確認し、セキュリティー例外を許可して、ログインを続行します。

    コンソールは /etc/cockpit/ws-certs.d ディレクトリーから証明書をロードし、アルファベット順で最後となる .cert 拡張子のファイルを使用します。セキュリティーの例外を承認しなくてもすむように、認証局 (CA) が署名した証明書をインストールします。

  2. ログイン画面で、システムユーザー名とパスワードを入力します。
  3. Log In をクリックします。

認証に成功すると、RHEL Web コンソールインターフェイスが開きます。

注記

制限付きアクセスと管理アクセスを切り替えるには、Web コンソールページのトップパネルで Administrative access または Limited access をクリックします。管理者アクセスを取得するには、ユーザーパスワードを入力する必要があります。