26.4. Web コンソールでのカーネルライブパッチを使用したパッチ適用

この Web コンソールでは、kpatch フレームワークを使用して再起動を強制せずに、カーネルセキュリティーパッチを適用できます。以下の手順で、任意のパッチを設定する方法を説明します。

前提条件

手順

  1. Web コンソールに管理者権限でログインする。詳細は、Web コンソールへのログイン を参照してください。
  2. ソフトウェアの更新 をクリックします。
  3. カーネルパッチの設定状況を確認します。

    1. パッチがインストールされていない場合は、インストール をクリックします。

      cockpit kernel patching install

    2. カーネルパッチを有効にするには、Enable をクリックします。

      cockpit kernel patching disabled

    3. カーネルパッチを適用する場合はチェックを入れます。
    4. 現在および今後のカーネルにパッチを適用するか、現在のカーネルにのみ適用するかを選択します。今後のカーネルに対するパッチの適用を選択した場合に、システムは今後リリースされるカーネルに対してもパッチを適用します。

      cockpit kernel patching future

      cockpit kernel patching current

    5. Apply をクリックします。

検証

  • ソフトウェア更新設定 の表で、カーネルパッチが 有効 になっていることを確認します。

    cockpit kernel patching enabled