31.4. Web コンソールのスマートカード認証の有効化

Web コンソールでスマートカード認証を使用できるようにするには、cockpit.conf ファイルでスマートカード認証を有効にします。

また、同じファイルでパスワード認証を無効にすることもできます。

前提条件

手順

  1. 管理者権限で RHEL Web コンソールにログインしている。

    詳細は、Web コンソールへのログイン を参照してください。

  2. Terminal をクリックします。
  3. /etc/cockpit/cockpit.confClientCertAuthenticationyes に設定します。

    [WebService]
    ClientCertAuthentication = yes
  4. 必要に応じて、以下のようにして cockpit.conf でパスワードベースの認証を無効にします。

    [Basic]
    action = none

    この設定ではパスワード認証が無効になり、常にスマートカードを使用する必要があります。

  5. Web コンソールを再起動して、cockpit.service が変更を受け入れることを確認します。

    # systemctl restart cockpit