第27章 Web コンソールでサブスクリプションの管理
Web コンソールから Red Hat Enterprise Linux 8 のサブスクリプションを管理します。
Red Hat Enterprise Linux のサブスクリプションを取得するには、Red Hat カスタマーポータル またはアクティベーションキーが必要です。
本章の内容は次のとおりです。
- RHEL 8 Web コンソールを使用したサブスクリプション管理
- Red Hat ユーザー名およびパスワードを使用して、Web コンソールでシステムのサブスクリプション登録
- アクティベーションキーを使用してサブスクリプションを登録
前提条件
- サブスクリプションを購入している。
- サブスクリプションの対象となっているシステムが、インターネットに接続している (Web コンソールは Red Hat カスタマーポータルと通信する必要があるため)。
27.1. Web コンソールでサブスクリプションの管理
RHEL 8 Web コンソールは、ローカルシステムにインストールされている Red Hat Subscription Manager を使用するインターフェイスを提供します。
Subscription Manager は Red Hat カスタマーポータルに接続し、利用可能な次のものをすべて確認します。
- アクティブなサブスクリプション
- 期限が切れたサブスクリプション
- 更新されたサブスクリプション
Red Hat カスタマーポータルでサブスクリプションを更新したり、別のサブスクリプションを入手したい場合に、Subscription Manager のデータを手動で更新する必要はありません。サブスクリプションマネージャーは、Red Hat カスタマーポータルと自動的に同期します。