第26章 Web コンソールでサブスクリプションの管理

Web コンソールから Red Hat Enterprise Linux 8 のサブスクリプションを管理します。

Red Hat Enterprise Linux のサブスクリプションを取得するには、Red Hat カスタマーポータル またはアクティベーションキーが必要です。

本章の内容は次のとおりです。

  • RHEL 8 Web コンソールを使用したサブスクリプション管理
  • Red Hat ユーザー名およびパスワードを使用して、Web コンソールでシステムのサブスクリプション登録
  • アクティベーションキーを使用してサブスクリプションを登録

前提条件

  • サブスクリプションを購入している。
  • サブスクリプションの対象となっているシステムが、インターネットに接続している (Web コンソールは Red Hat カスタマーポータルと通信する必要があるため)。

26.1. Web コンソールでサブスクリプションの管理

RHEL 8 Web コンソールは、ローカルシステムにインストールされている Red Hat Subscription Manager を使用するインターフェイスを提供します。

Subscription Manager は Red Hat カスタマーポータルに接続し、利用可能な次のものをすべて確認します。

  • アクティブなサブスクリプション
  • 期限が切れたサブスクリプション
  • 更新されたサブスクリプション

Red Hat カスタマーポータルでサブスクリプションを更新したり、別のサブスクリプションを入手したい場合に、Subscription Manager のデータを手動で更新する必要はありません。サブスクリプションマネージャーは、Red Hat カスタマーポータルと自動的に同期します。