18.3. Web コンソールを使用した RAID 上のパーティションテーブルの作成

RHEL 8 インターフェイスに作成した新しいソフトウェア RAID デバイスで、パーティションテーブルを有する RAID をフォーマットします。

RAID は、その他のストレージデバイスとしてフォーマットする必要があります。2 つのオプションがあります。

  • パーティションを使用せずに RAID デバイスをフォーマットする
  • パーティションを有するパーティションテーブルを作成する

前提条件

  • 物理ディスクが接続され、確認できる。
  • RAID が追加されている。
  • RAID に使用するファイルシステムを検討する。
  • パーティションテーブルの作成を検討する。

手順

  1. RHEL 8 のコンソールを開きます。
  2. Storage をクリックします。
  3. RAID デバイス ボックスで、編集する RAID を選択します。
  4. RAID の詳細画面で、コンテンツ までスクロールします。
  5. 新規作成した RAID をクリックします。
  6. Create partition table ボタンをクリックします。
  7. 削除 ドロップダウンリストで、以下を選択します。

    • Don’t overwrite existing data - RHEL Web コンソールは、ディスクヘッダーのみを書き換えます。このオプションの利点は、フォーマットの速度です。
    • 既存のデータをゼロで上書きする  - RHEL Web コンソールは、ディスク全体をゼロで書き直します。このプログラムは RAID 全体を調べるため、このオプションを使用すると遅くなります。ディスクにデータが含まれていて、上書きする必要がある場合は、このオプションを使用します。
  8. パーティション設定 ドロップダウンメニューから、以下を選択します。

    • 最新のシステムとの互換性があり、ハードディスクが 2TB よりも大きい (GPT) - GUID パーティションテーブルは、4 つ以上のパーティションがある大規模 RAID の最新の推奨パーティションシステムです。
    • すべてのシステムおよびデバイスとの互換性あり (MBR) - マスターブートレコードは、サイズが 2TB までのディスクで動作します。MBR は、最大で 4 つのプライマリーパーティションに対応します。
  9. Format をクリックします。

この段階で、パーティションテーブルが作成されているため、パーティションを作成できます。

パーティションの作成については、Web コンソールを使用した RAID 上のパーティションの作成 を参照してください。