第10章 Web コンソールでネットワークブリッジの設定

ネットワークブリッジは、同じ範囲の IP アドレスを持つ 1 つのサブネットに、複数のインタフェースを接続するのに使用します。

前提条件

10.1. RHEL Web コンソールを使用したネットワークブリッジの設定

Web ブラウザーベースのインターフェイスを使用してネットワーク設定を管理する場合は、RHEL Web コンソールを使用してネットワークブリッジを設定します。

前提条件

手順

  1. 画面左側のナビゲーションで Networking タブを選択します。
  2. Interfaces セクションで Add bridge をクリックします。
  3. 作成するブリッジデバイスの名前を入力します。
  4. ブリッジのポートにするインターフェイスを選択します。
  5. オプション: Spanning tree protocol (STP) 機能を有効にして、ブリッジループとブロードキャスト放射を回避します。

    ブリッジ設定
  6. Apply をクリックします。
  7. デフォルトでは、ブリッジは動的 IP アドレスを使用します。静的 IP アドレスを設定する場合:

    1. Interfaces セクションでブリッジの名前をクリックします。
    2. 設定するプロトコルの横にある Edit をクリックします。
    3. Addresses の横にある Manual を選択し、IP アドレス、接頭辞、およびデフォルトゲートウェイを入力します。
    4. DNS セクションで + ボタンをクリックし、DNS サーバーの IP アドレスを入力します。複数の DNS サーバーを設定するには、この手順を繰り返します。
    5. DNS search domains セクションで、+ ボタンをクリックし、検索ドメインを入力します。
    6. インターフェイスにスタティックルートが必要な場合は、Routes セクションで設定します。

      bond team bridge vlan.ipv4
    7. Apply をクリックします。

検証

  1. 画面左側のナビゲーションで Networking タブを選択し、インターフェイスに着信および発信トラフィックがあるかどうかを確認します。

    ブリッジ検証