1.11. Web コンソールを使用した RHEL 8 システムの IdM ドメインへの参加
Web コンソールを使用して、Red Hat Enterprise Linux 8 システムを Identity Management (IdM) ドメインに参加させることができます。
前提条件
- IdM ドメインが実行中で参加するクライアントから到達可能
- IdM ドメインの管理者認証情報がある。
手順
RHEL Web コンソールにログインします。
詳細は、Web コンソールへのログイン を参照してください。
- Overview タブの Configuration フィールドで、Join Domain をクリックします。
- ドメイン参加 ダイアログボックスの ドメインアドレス フィールドに、IdM サーバーのホスト名を入力します。
- ドメイン管理者名 フィールドで、IdM 管理アカウントのユーザー名を入力します。
- Domain administrator password にパスワードを追加します。
- 参加 をクリックします。
検証手順
- システムが IdM ドメインに参加していると、RHEL 8 Web コンソールにエラーが表示されず、システム 画面でドメイン名を確認できます。
ユーザーがドメインのメンバーであることを確認するには、Terminal ページをクリックし、
id
コマンドを実行します。$ id euid=548800004(example_user) gid=548800004(example_user) groups=548800004(example_user) context=unconfined_u:unconfined_r:unconfined_t:s0-s0:c0.c1023