19.3. Web コンソールで論理ボリュームの作成
論理ボリュームは物理ドライブとして動作します。RHEL 8 Web コンソールを使用して、ボリュームグループに LVM 論理ボリュームを作成できます。
前提条件
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cockpit-storaged
パッケージがシステムにインストールされている。 - ボリュームグループが作成されている。詳細については、Web コンソールでのボリュームグループの作成 を参照してください。
手順
- RHEL 8 Web コンソールにログインします。
- Storage をクリックします。
- Devices セクションで、論理ボリュームを作成するボリュームグループをクリックします。
- Logical volumes セクションで、Create new Logical Volume をクリックします。
- 名前 フィールドに、新しい論理ボリュームの名前 (スペースなし) を入力します。
Purpose ドロップダウンメニューで、Block device for filesystems を選択します。
この設定では、ボリュームグループに含まれるすべてのドライブの容量の合計に等しい最大ボリュームサイズを持つ論理ボリュームを作成できます。
論理ボリュームのサイズを定義します。以下を検討してください。
- この論理ボリュームを使用するシステムにどのぐらいの容量が必要か
- 作成する論理ボリュームの数
領域をすべて使用する必要はありません。必要な場合は、後で論理ボリュームを大きくすることができます。
- Create をクリックします。
設定を確認するには、論理ボリュームをクリックして、詳細を確認してください。
この段階では、論理ボリュームが作成され、フォーマット処理でファイルシステムを作成してマウントする必要があります。