19.2. Web コンソールで RAID のフォーマット
RHEL 8 Web インターフェイスで作成された新しいソフトウェアの RAID デバイスをフォーマットします。
前提条件
- 物理ディスクが接続され、RHEL 8 から確認できる。
- RAID が追加されている。
- RAID に使用するファイルシステムを検討する。
- パーティションテーブルの作成を検討する。
手順
- RHEL 8 Web コンソールを開きます。
- ストレージ をクリックします。
- RAID デバイス ボックスで、フォーマットする RAID をクリックして選択します。
- RAID の詳細画面で、コンテンツ までスクロールします。
- 新規作成した RAID をクリックします。
- Format ボタンをクリックします。
削除 ドロップダウンリストで、以下を選択します。
- 既存のデータを上書きしない - RHEL Web コンソールは、ディスクヘッダーのみを書き換えます。このオプションの利点は、フォーマットの速度です。
- 既存のデータをゼロで上書きする - RHEL Web コンソールは、ディスク全体をゼロで書き直します。このプログラムはディスク全体を調べるため、このオプションを使用すると遅くなります。RAID にデータが含まれていて、書き換える必要がある場合は、このオプションを使用します。
- 強い希望がない場合は、種類 ドロップダウンリストで、XFS ファイルシステムを選択します。
- ファイルシステムの名前を入力します。
マウント ドロップダウンリストで、カスタム を選択します。
デフォルト オプションでは、システムを次回起動したときにファイルシステムがマウントされているとは限りません。
- マウントポイント フィールドに、マウントパスを追加します。
- 起動時にマウント を選択します。
Format ボタンをクリックします。
フォーマットに使用されるオプションや、RAID のサイズによって、フォーマットに数分かかることがあります。
成功すると、ファイルシステム タブに、フォーマットされた RAID の詳細が表示されます。
- RAID を使用する場合は、マウント をクリックします。
この時点で、システムが、マウントされてフォーマットされた RAID を使用します。