4.3. Web コンソールを使用したローカルシステムのパフォーマンスの監視

Red Hat Enterprise Linux の Web コンソールは、トラブルシューティングに Utilization Saturation and Errors (USE) メソッドを使用します。新しいパフォーマンスメトリックページには、データの履歴ビューが時系列に整理されており、最新のデータが上部に表示されます。

ここでは、リソースの使用状況および飽和状況のイベント、エラー、およびグラフィカル表示を表示できます。

前提条件

  • RHEL 8 Web コンソールをインストールし、アクセスできる。詳細は、Web コンソールのインストール を参照してください。
  • パフォーマンスメトリクスの収集を可能にする cockpit-pcp パッケージがインストールされます。

    1. Web コンソールインターフェイスからパッケージをインストールするには、以下を行います。

      1. Web コンソールに管理者権限でログインする。詳細は、Web コンソールへのログイン を参照してください。
      2. 概要 ページで、詳細と履歴を表示 をクリックします。
      3. cockpit-pcp のインストール ボタンをクリックします。
      4. ソフトウェアのインストール ダイアログウィンドウで、インストール をクリックします。
    2. コマンドラインインターフェイスからパッケージをインストールするには、次を使用します。

      # yum install cockpit-pcp
  • PCP サービスが有効化されています。

    # systemctl enable --now pmlogger.service pmproxy.service

手順

  1. RHEL 8 Web コンソールにログインします。Overview ページで View details and history をクリックして、Performance Metrics を表示します。

    View details and history

    Performance metrics in Web console