19.5. Web コンソールで論理ボリュームのサイズを変更

RHEL 8 Web コンソールで論理ボリュームを拡張または縮小する方法を説明します。

論理ボリュームのサイズを変更できるかどうかは、使用しているファイルシステムの種類に依存します。ほとんどのファイルシステムは、ボリュームをオンライン (停止) せずに拡張 (拡大) できます。

論理ボリュームに、縮小に対応するファイルシステムが含まれる場合は、論理ボリュームのサイズを縮小することもできます。これは、たとえば、ext3 または ext4 のファイルシステムでも利用できます。

警告

GFS2 または XFS のファイルシステムを含むボリュームを減らすことはできません。

前提条件

  • 論理ボリュームのサイズ変更に対応するファイルシステムを含む既存の論理ボリューム。

手順

次の手順は、ボリュームをオフラインにすることなく、論理ボリュームを大きくする手順を説明します。

  1. RHEL Web コンソールにログインします。
  2. Storage をクリックします。
  3. Devices セクションで、論理ボリュームが配置されているボリュームグループをクリックします。
  4. Logical volumes ボリュームセクションで、logical volume をクリックします。
  5. Volume タブで、Grow をクリックします。

    cockpit lv details

  6. Grow logical volume ダイアログボックスで、ボリュームサイズを調整します。

    cockpit lv grow

  7. Grow をクリックします。

LVM は、システムを停止せずに、論理ボリュームを拡大します。