5.6.2. 設定可能なイベント配信パラメーター

以下のパラメーターはイベント配信用に設定できます。

dead letter sink
deadLetterSink 配信パラメーターを設定して、イベントが配信に失敗した場合にこれを指定されたイベントシンクに保存することができます。デッドレターシンクに格納されていない未配信のイベントは破棄されます。デッドレターシンクは、Knative サービス、Kubernetes サービス、または URI など、Knative Eventing シンクコントラクトに準拠する任意のアドレス指定可能なオブジェクトです。
retries
retry 配信パラメーターを整数値で設定することで、イベントが dead letter sink に送信される前に配信を再試行する必要のある最小回数を設定できます。
back off delay
backoffDelay 配信パラメーターを設定し、失敗後にイベント配信が再試行される前の遅延の時間を指定できます。backoffDelay パラメーターの期間は ISO 8601 形式を使用して指定されます。たとえば、PT1S は 1 秒の遅延を指定します。
back off policy
backoffPolicy 配信パラメーターは再試行バックオフポリシーを指定するために使用できます。ポリシーは linear または exponential のいずれかとして指定できます。linear バックオフポリシーを使用する場合、バックオフ遅延は backoffDelay * <numberOfRetries> に等しくなります。exponential バックオフポリシーを使用する場合、バックオフ遅延は backoffDelay*2^<numberOfRetries> と等しくなります。