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11.11. 関数開発リファレンスガイド

重要

OpenShift Serverless Functions は、テクノロジープレビュー機能としてのみご利用いただけます。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat 製品のサービスレベルアグリーメント (SLA) の対象外であり、機能的に完全ではないことがあります。Red Hat は実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。これらの機能は、近々発表予定の製品機能をリリースに先駆けてご提供することにより、開発プロセスの中でお客様に機能性のテストとフィードバックをしていただくことを目的としています。

Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、https://access.redhat.com/ja/support/offerings/techpreview/ を参照してください。

OpenShift Serverless Functions は、基本的な関数を作成するために使用できるテンプレートを提供します。テンプレートは、関数プロジェクトのボイラープレートを開始し、kn func ツールで使用できるように準備します。各関数テンプレートは特定のランタイム用に調整されており、その規則に従います。テンプレートを使用すると、関数プロジェクトを自動的に開始できます。

次のランタイムのテンプレートが利用可能です。

11.11.1. Node.js コンテキストオブジェクトのリファレンス

context オブジェクトには、関数開発者が利用可能なプロパティーが複数あります。これらのプロパティーにアクセスすると、HTTP 要求に関する情報が提供され、出力がクラスターログに書き込まれます。

11.11.1.1. log

出力をクラスターロギングに書き込むために使用可能なロギングオブジェクトを提供します。ログは Pino logging API に準拠します。

ログの例

function handle(context) {
  context.log.info(“Processing customer”);
}

kn func invoke コマンドを使用して、この関数にアクセスできます。

コマンドの例

$ kn func invoke --target 'http://example.function.com'

出力例

{"level":30,"time":1604511655265,"pid":3430203,"hostname":"localhost.localdomain","reqId":1,"msg":"Processing customer"}

ログレベルは、fatalerrorwarninfodebugtrace、または silent のいずれかに設定できます。これを実行するには、config コマンドを使用してこれらの値のいずれかを環境変数 FUNC_LOG_LEVEL に割り当てて、logLevel の値を変更します。

11.11.1.2. query

要求のクエリー文字列 (ある場合) をキーと値のペアとして返します。これらの属性はコンテキストオブジェクト自体にも表示されます。

サンプルクエリー

function handle(context) {
  // Log the 'name' query parameter
  context.log.info(context.query.name);
  // Query parameters are also attached to the context
  context.log.info(context.name);
}

kn func invoke コマンドを使用して、この関数にアクセスできます。

コマンドの例

$ kn func invoke --target 'http://example.com?name=tiger'

出力例

{"level":30,"time":1604511655265,"pid":3430203,"hostname":"localhost.localdomain","reqId":1,"msg":"tiger"}

11.11.1.3. ボディー

要求ボディー (ある場合) を返します。要求ボディーに JSON コードが含まれる場合には、属性は直接利用できるように解析されます。

ボディーの例

function handle(context) {
  // log the incoming request body's 'hello' parameter
  context.log.info(context.body.hello);
}

curl コマンドを使用してこの関数を呼び出すことができます。

コマンドの例

$ kn func invoke -d '{"Hello": "world"}'

出力例

{"level":30,"time":1604511655265,"pid":3430203,"hostname":"localhost.localdomain","reqId":1,"msg":"world"}

11.11.1.4. ヘッダー

HTTP 要求ヘッダーをオブジェクトとして返します。

ヘッダーの例

function handle(context) {
  context.log.info(context.headers["custom-header"]);
}

kn func invoke コマンドを使用して、この関数にアクセスできます。

コマンドの例

$ kn func invoke --target 'http://example.function.com'

出力例

{"level":30,"time":1604511655265,"pid":3430203,"hostname":"localhost.localdomain","reqId":1,"msg":"some-value"}

11.11.1.5. HTTP 要求

方法
HTTP 要求メソッドを文字列として返します。
httpVersion
HTTP バージョンを文字列として返します。
httpVersionMajor
HTTP メジャーバージョン番号を文字列として返します。
httpVersionMinor
HTTP マイナーバージョン番号を文字列として返します。