24.6. Ansible Playbook を使用して IdM DNS でグローバルフォワーダーを無効にする手順

本セクションでは、Identity Management (IdM) 管理者が Ansible Playbook を使用して、IdM DNS でグローバルフォワーダーを無効にする方法を説明します。グローバルフォワーダーの無効化は、forward_policy 変数を none に設定します。

グローバルフォワーダーを無効にすると、DNS クエリーは転送されません。グローバル転送設定をゾーン別に上書きする場合にのみ、転送の無効化は有用です。このオプションは、IdM の BIND 設定で空のフォワーダー一覧を指定するのと同じです。

前提条件

  • Ansible コントローラー (この手順を実行するホスト) に ansible-freeipa パッケージがインストールされている。詳細は、「ansible-freeipa パッケージのインストール 」を参照してください。
  • IdM 管理者パスワードが分かっている。
  • IdM 環境に統合 DNS サーバーが含まれている。

手順

  1. /usr/share/doc/ansible-freeipa/playbooks/dnsconfig ディレクトリーに移動します。

    $ cd /usr/share/doc/ansible-freeipa/playbooks/dnsconfig
  2. インベントリーファイルを開き、設定する IdM サーバーが [ipaserver] セクションに記載されていることを確認します。たとえば、Ansible に対して server.idm.example.com を設定するよう指示するには、以下を入力します。

    [ipaserver]
    server.idm.example.com
  3. Ansible Playbook ファイル (disable-global-forwarders.yml) のコピーを作成します。以下に例を示します。

    $ cp disable-global-forwarders.yml disable-global-forwarders-copy.yml
  4. disable-global-forwarders-copy.yml ファイルを開いて編集します。
  5. ipadnsconfig タスクセクションに以下の変数を設定して、ファイルを調整します。

    • ipaadmin_password 変数は IdM 管理者パスワードに設定します。
    • forward_policy 変数を none に設定します。

      以下は、今回の例で使用するように変更した Ansible Playbook ファイルです。

    ---
    - name: Playbook to disable global DNS forwarders
      hosts: ipaserver
      become: true
    
      tasks:
      - name: Disable global forwarders.
        ipadnsconfig:
          ipaadmin_password: Secret123
          forward_policy: none
  6. ファイルを保存します。
  7. Playbook を実行します。

    $ ansible-playbook -v -i inventory.file disable-global-forwarders-copy.yml

関連情報

  • IdM DNS で利用可能な転送ポリシーの種類の詳細は、「IdM の DNS 転送ポリシー」を参照してください。
  • ansible-freeipa ipadnsconfig モジュールを使用した他の Ansible Playbook の例については、/usr/share/doc/ansible-freeipa/ ディレクトリーの README-dnsconfig.md Markdown ファイルを参照してください。このファイルには ipadnsconfig 変数の定義も含まれます。
  • ipadnsconfig モジュールを使用した他の Ansible Playbook の例は /usr/share/doc/ansible-freeipa/playbooks/dnsconfig ディレクトリーを参照してください。