12.4. Ansible を使用してカスタムの IdM RBAC 権限の名前を変更する手順

Identity Management (IdM) のシステム管理者は、IdM のロールベースアクセス制御をカスタマイズできます。

以下の手順では、たとえば、パーミッションの一部を削除したなどの理由から、特権の名前を変更する方法を説明します。パーミッションを削除した結果、特権の名前は正確ではなくなりました。この例では、管理者は full_host_administration 特権の名前を limited_host_administration に変更します。

前提条件

手順

  1. ~/ MyPlaybooks/ ディレクトリーに移動します。

    $ cd ~/MyPlaybooks/
  2. /usr/share/doc/ansible-freeipa/playbooks/privilege/ にある privilege-present.yml ファイルのコピーを作成します。

    $ cp /usr/share/doc/ansible-freeipa/playbooks/privilege/privilege-present.yml rename-privilege.yml
  3. Ansible Playbook ファイル (rename-privilege.yml) を開いて編集します。
  4. ipaprivilege タスクセクションに以下の変数を設定してファイルを調整します。

    • ipaadmin_password 変数は IdM 管理者のパスワードに設定します。
    • name 変数は、現在の特権名に設定します。
    • rename 変数を追加して、特権の新しい名前に設定します。
    • state 変数を追加し、 renamed に設定します。
  5. 以下のように、Playbook 自体の名前を変更します。

    ---
    - name: Rename a privilege
      hosts: ipaserver
      become: true
  6. 以下のように、Playbook のタスクの名前を変更します。

    [...]
    tasks:
    - name: Ensure the full_host_administration privilege is renamed to limited_host_administration
      ipaprivilege:
      [...]

    以下は、今回の例で使用するように変更した Ansible Playbook ファイルです。

    ---
    - name: Rename a privilege
      hosts: ipaserver
      become: true
    
      tasks:
      - name: Ensure the full_host_administration privilege is renamed to limited_host_administration
        ipaprivilege:
          ipaadmin_password: Secret123
          name: full_host_administration
          rename: limited_host_administration
          state: renamed
  7. ファイルを保存します。
  8. Playbook ファイルとインベントリーファイルを指定して Ansible Playbook を実行します。

    $ ansible-playbook -v -i inventory rename-privilege.yml