25.3. Ansible を使用した IdM DNS でのプライマリーゾーンの作成

本セクションでは、Identity Management (IdM) の管理者が Ansible Playbook を使用して、プライマリー DNS ゾーンを存在させる手順を説明します。以下の手順で使用する例では、IdM 管理者は zone.idm.example.com の DNS ゾーンを追加します。

前提条件

  • Ansible コントローラーに ansible-freeipa パッケージがインストールされている。これは、この手順の内容を実行するホストです。
  • IdM 管理者パスワードが分かっている。

手順

  1. /usr/share/doc/ansible-freeipa/playbooks/dnszone ディレクトリーに移動します。

    $ cd /usr/share/doc/ansible-freeipa/playbooks/dnszone
  2. インベントリーファイルを開き、設定する IdM サーバーが [ipaserver] セクションに記載されていることを確認します。たとえば、Ansible に対して server.idm.example.com を設定するよう指示するには、以下を入力します。

    [ipaserver]
    server.idm.example.com
  3. Ansible Playbook ファイルのコピー (dnszone-present.yml) を作成します。以下に例を示します。

    $ cp dnszone-present.yml dnszone-present-copy.yml
  4. dnszone-present-copy.yml ファイルを開いて編集します。
  5. ipadnszone タスクセクションに以下の変数を設定してファイルを調整します。

    • ipaadmin_password 変数は IdM 管理者パスワードに設定します。
    • zone_name 変数は zone.idm.example.com に設定します。

      以下は、今回の例で使用するように変更した Ansible Playbook ファイルです。

    ---
    - name: Ensure dnszone present
      hosts: ipaserver
      become: true
    
      tasks:
      - name: Ensure zone is present.
        ipadnszone:
          ipaadmin_password: Secret123
          zone_name: zone.idm.example.com
          state: present
  6. ファイルを保存します。
  7. Playbook を実行します。

    $ ansible-playbook -v -i inventory.file dnszone-present-copy.yml

関連情報

  • DNS ゾーンの詳細は、「サポート対象の DNS ゾーンタイプ」を参照してください。
  • ansible-freeipa ipadnszone モジュールの Ansible Playbook の他のサンプルは、/usr/share/doc/ansible-freeipa/ ディレクトリーの README-dnszone.md Markdown ファイルで確認できます。このファイルには ipadnszone 変数の定義も含まれます。
  • /usr/share/doc/ansible-freeipa/playbooks/dnszone ディレクトリーで、ipadnszone モジュール向けの Ansible Playbook のサンプルを確認できます。