27.13. Ansible を使用して IdM で DNS 正引きゾーンを無効にする手順

本セクションでは、Identity Management (IdM) 管理者が Ansible Playbook を使用して、IdM で DNS 正引きゾーンを無効にする方法を説明します。以下の手順の例では、IdM 管理者は example.com の DNS 正引きゾーンが無効になっていることを確認します。

前提条件

  • Ansible コントローラーに ansible-freeipa パッケージがインストールされている。これは、この手順の内容を実行するホストです。
  • IdM 管理者パスワードが分かっている。

手順

  1. /usr/share/doc/ansible-freeipa/playbooks/dnsconfig ディレクトリーに移動します。

    $ cd /usr/share/doc/ansible-freeipa/playbooks/dnsconfig
  2. インベントリーファイルを開き、設定する IdM サーバーが [ipaserver] セクションに記載されていることを確認します。たとえば、Ansible に対して server.idm.example.com を設定するよう指示するには、以下を入力します。

    [ipaserver]
    server.idm.example.com
  3. Ansible Playbook ファイル (forwarders-absent.yml) のコピーを作成します。以下に例を示します。

    $ cp forwarders-absent.yml ensure-disabled-forwardzone.yml
  4. ensure-disabled-forwardzone.yml ファイルを開いて編集します。
  5. 以下の変数を設定してファイルを調整します。

    1. Playbook の name 変数は、IdM DNS に DNS 正引きゾーンを無効にする Playbook の設定に変更します。
    2. tasks セクションで、タスクの nameEnsure a dnsforwardzone for example.com is disabled に変更します。
    3. tasks セクションで、ipadnsconfig のヘディングを ipadnsforwardzone に変更します。
    4. ipadnsforwardzone セクションで以下を実行します。

      1. ipaadmin_password 変数を追加して、IdM 管理者パスワードに設定します。
      2. name 変数を追加して example.com に設定します。
      3. forwarders セクション全体を削除します。
      4. state 変数を disabled に変更します。

      今回の例で使用するように変更した Ansible Playbook ファイル:

    ---
    - name: Playbook to ensure a dnsforwardzone is disabled in IdM DNS
      hosts: ipaserver
      become: true
    
      tasks:
      - name: Ensure a dnsforwardzone for example.com is disabled
      ipadnsforwardzone:
          ipaadmin_password: password01
          name: example.com
          state: disabled
  6. ファイルを保存します。
  7. Playbook を実行します。

    $ ansible-playbook -v -i inventory.file ensure-disabled-forwardzone.yml

関連情報

  • ansible-freeipa ipadnsforwardzone モジュールの Ansible Playbook の他のサンプルは、/usr/share/doc/ansible-freeipa/ ディレクトリーの README-dnsforwardzone.md Markdown ファイルで確認できます。このファイルには ipadnsforwardzone 変数の定義も含まれます。