13.5. Ansible を使用して属性が IdM RBAC パーミッションのメンバーに含まれないようにする手順

Identity Management (IdM) のシステム管理者は、IdM のロールベースアクセス制御をカスタマイズできます。

以下の手順では、Ansible Playbook を使用して、属性が IdM の RBAC パーミッションに含まれないようにする方法を説明します。この手順を実行すると、パーミッションのあるユーザーが IdM LDAP にエントリーを作成すると、そのエントリーで、値に属性を関連付けて設定できません。

この例では、目的とする以下の状態を達成する方法を説明します。

  • MyPermission パーミッションが存在する。
  • MyPermission パーミッションを含む特権のあるユーザーが作成したホストエントリーに description 属性を使用できない。

前提条件

  • IdM 管理者パスワードが分かっている。
  • Ansible コントロールノードに ansible-freeipa パッケージがインストールされている。
  • この例では、~/MyPlaybooks/ ディレクトリーを中央サイトとして 作成して設定 し、サンプル Playbook のコピーを保存することを前提とします。
  • MyPermission パーミッションが存在する。

手順

  1. ~/ MyPlaybooks/ ディレクトリーに移動します。

    $ cd ~/MyPlaybooks/
  2. /usr/share/doc/ansible-freeipa/playbooks/permission/ ディレクトリーにある permission-member-absent.yml ファイルのコピーを作成します。

    $ cp /usr/share/doc/ansible-freeipa/playbooks/permission/permission-member-absent.yml permission-member-absent-copy.yml
  3. Ansible Playbook ファイル (permission-member-absent-copy.yml) を開きます。
  4. ipapermission タスクセクションに以下の変数を設定して、ファイルを調整します。

    • 使用しているユースケースに合わせて、タスクの 名前 を調節します。
    • ipaadmin_password 変数は IdM 管理者のパスワードに設定します。
    • name 変数はパーミッションの名前に設定します。
    • attrs 変数は description に設定します。
    • action 変数は member に設定します。
    • state 変数が absentに設定されていることを確認します。

    以下は、今回の例で使用するように変更した Ansible Playbook ファイルです。

    ---
    - name: Permission absent example
      hosts: ipaserver
      become: true
    
      tasks:
      - name: Ensure that an attribute is not a member of "MyPermission"
        ipapermission:
          ipaadmin_password: Secret123
          name: MyPermission
          attrs: description
          action: member
          state: absent
  5. ファイルを保存します。
  6. Playbook ファイルとインベントリーファイルを指定して Ansible Playbook を実行します。

    $ ansible-playbook -v -i inventory permission-member-absent-copy.yml