8.2. ログイン画面のブランディングのカスタマイズ

dconf プロファイルを使用して、GNOME ログイン画面 (GDM) に表示されるロゴを変更できます。

前提条件

  • サポート対象のいずれかの形式でイメージファイル (ANI、BPM、GIF、GTIFF、ICNS、ICO、JPEG、JPEG 2000、PCX、PNM、PBM、PGM、PPM、RAS、SVG、TGA、TIFF、WBMP、XBM、または XPM) を準備します。
  • イメージの高さは約 48 ピクセルである必要があります。著しく大きい場合は、ロゴエリアを超えてしまいます。
  • イメージファイルを gdm ユーザーがアクセスできる場所に保存します。たとえば、/opt//usr/local/ などの汎用的に読み取り可能なシステムディレクトリーを選択します。

手順

  1. 以下の内容で /etc/dconf/db/gdm.d/01-override-logo 設定ファイルを作成します。

    [org/gnome/login-screen]
    logo='/path/to/logo.png'

    /path/to/logo.png は、ログイン画面のロゴとして使用するイメージファイルへのフルパスに置き換えます。

  2. システムデータベースを更新します。

    # dconf update

検証

  1. ログアウトするか、ログイン画面に切り替えます。
  2. 選択したロゴが表示されているか確認します。
  3. ロゴが更新されない場合は、GDM を再起動します。

    # systemctl restart gdm
    警告

    gdm サービスを再起動すると、ログインしているすべてのデスクトップユーザーの現在実行中の GNOME セッションがすべて終了します。これにより、ユーザーが保存していないデータが失われる可能性があります。