1.4. デスクトップアイコンの管理
デスクトップアイコン機能を有効にし、デスクトップにファイルを移動できます。
1.4.1. RHEL 8 のデスクトップアイコン
RHEL 8 では、ファイル アプリケーションがデスクトップアイコン機能を提供しなくなりました。代わりに、デスクトップアイコンは、gnome-shell-extension-desktop-icons
パッケージで利用できる GNOME Shell 拡張機能 Desktop icons で提供されています。
GNOME クラシックのデスクトップアイコン
GNOME クラシック環境には、デフォルトで gnome-shell-extension-desktop-icons
パッケージが含まれます。デスクトップアイコンは常にオンになっており、オフにすることはできません。
GNOME Standard のデスクトップアイコン
GNOME Standard では、デスクトップアイコンはデフォルトで無効になっています。
GNOME クラシックではなく GNOME Standard 環境のみが使用できる場合は、gnome-shell-extension-desktop-icons
パッケージをインストールする必要があります。
1.4.2. GNOME Standard のデスクトップアイコンの有効化
この手順では、GNOME Standard 環境でデスクトップアイコン機能を有効にします。
手順
- Tweak アプリケーションを開きます。
拡張 → デスクトップ を選択し、拡張機能を有効にします。
1.4.3. ファイルのデスクトップアイコンの作成
この手順では、既存のファイルにデスクトップアイコンを作成します。
前提条件
- Desktop icons 拡張機能が有効になります。
手順
-
選択したファイルを
~/Desktop/
ディレクトリーに移動します。
検証手順
- ファイルのアイコンがデスクトップに表示されることを確認します。