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3.3. マルチパスデバイスの作成時にローカルのディスクを無視

一部のマシンには内部ディスク用のローカル SCSI カードがあり、DM Multipath をこのようなデバイスで使用することは推奨されません。find_multipaths 設定パラメーターを on に設定すると、このようなデバイスでマルチパスを無効にする必要はありません。

find_multipaths 設定パラメーターを on に設定しない場合は、以下の手順に従って DM Multipath 設定ファイルを変更して、マルチパスの設定時にローカルのディスクを無視できます。

手順

  1. 内部ディスクであるディスクを確認します。以下の例では、/dev/sda が内部ディスクになります。

    • 既存のマルチパスデバイスを表示します。

      # multipath -v2 -l
      
      SIBM-ESXSST336732LC____F3ET0EP0Q000072428BX1 dm-2 WINSYS,SF2372
      size=33 GB features="0" hwhandler="0" wp=rw
      `-+- policy='round-robin 0' prio=0 status=active
        |- 0:0:0:0 sda 8:0 active undef running
    • DM Multipath が作成できるその他のマルチパスデバイスを表示します。

      # multipath -v2 -d
      
      : SIBM-ESXSST336732LC____F3ET0EP0Q000072428BX1 undef WINSYS,SF2372
      size=33 GB features="0" hwhandler="0" wp=undef
      `-+- policy='round-robin 0' prio=1 status=undef
        |- 0:0:0:0 sda 8:0  undef ready running
  2. /etc/multipath.conf ファイルの blacklist セクションを編集して、このデバイスを追加します。

    WWID 属性を使用してデバイスを特定します。devnode タイプで devnode デバイスをブラックリストに指定することもできますが、/dev/sda が再起動後に同じになる保証はないため安全な方法ではありません。

    上記の例では、/dev/sda デバイスの WWID は SIBM-ESXSST336732LC____F3ET0EP0Q000072428BX1 です。このデバイスをブラックリストに指定する場合は、/etc/multipath.conf ファイルに以下の記述を追加します。

    blacklist {
          wwid SIBM-ESXSST336732LC____F3ET0EP0Q000072428BX1
    }
  3. 次のいずれかのコマンドを実行してマルチパス設定ファイルを変更した後、/etc/multipath.conf ファイルを検証します。

    • 設定エラーを表示するには、以下のコマンドを実行します。

      # multipath -t > /dev/null
    • 変更が追加された新しい設定を表示するには、以下のコマンドを実行します。

      # multipath -t
  4. /etc/multipath.conf ファイルを再読み込みし、multipathd デーモンを再設定して変更を反映します。

    # service multipathd reload

関連情報

  • man ページの multipath.conf(5)