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5.7. すべてのデバイスへのマルチパス値の設定

multipath.conf 設定ファイルの overrides セクションを使用すると、すべてのデバイスの設定値を設定できます。このセクションは、multipath.conf 設定ファイルの devices セクションおよび defaults セクションの両方で対応しているすべての属性に対応します。これは、vendorproduct、および revision 以外のすべての devices セクション属性になります。

このデバイスを含むパスの multipath.conf ファイルで、multipaths セクションに指定された属性により上書きされた場合を除き、この属性はすべてのデバイスの DM Multipath により使用されます。この属性は、multipath.conf ファイルの devices セクションおよび defaults セクションに設定された属性を上書きします。

手順

  1. デバイス固有の設定を上書きします。たとえば、すべてのデバイスで no_path_retryfail に設定できます。すべてのパスに障害が発生した場合は、次のコマンドを使用してキューイングをオフにします。これにより、デバイス固有の設定が上書きされます。

    overrides {
            no_path_retry fail
    }
  2. 次のいずれかのコマンドを実行してマルチパス設定ファイルを変更した後、/etc/multipath.conf ファイルを検証します。

    • 設定エラーを表示するには、以下のコマンドを実行します。

      # multipath -t > /dev/null
    • 変更が追加された新しい設定を表示するには、以下のコマンドを実行します。

      # multipath -t
  3. /etc/multipath.conf ファイルを再読み込みし、multipathd デーモンを再設定して変更を反映します。

    # service multipathd reload

関連情報

  • man ページの multipath.conf(5)