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6.3. WWID によるマルチパスの無効化
WWID (World-Wide Identification) を使用して、個々のデバイスでマルチパスを無効にできます。
手順
wwid
エントリーを使用して、/etc/multipath.conf
設定ファイルのデバイスを無効にします。以下の例は、
26353900f02796769
が WWID であるデバイスを無効にする DM Multipath 設定ファイル内の行を示しています。blacklist { wwid 26353900f02796769 }
次のいずれかのコマンドを実行してマルチパス設定ファイルを変更した後、
/etc/multipath.conf
ファイルを検証します。設定エラーを表示するには、以下のコマンドを実行します。
# multipath -t > /dev/null
変更が追加された新しい設定を表示するには、以下のコマンドを実行します。
# multipath -t
/etc/multipath.conf
ファイルを再読み込みし、multipathd
デーモンを再設定して変更を反映します。# service multipathd reload