Service Telemetry Framework のライフサイクル
概要
Service Telemetry Framework (STF) は、Red Hat OpenStack Platform (OSP) またはサードパーティーノードのリモートクライアントから測定値およびデータを自動収集し、それを中央の Red Hat OpenShift Container Platform (OCP) デプロイメントに送信して、保存、取得、モニタリングを行います。
STF はフルサポートが廃止され、メンテナンスサポートに移行し、2027 年第 3 四半期の RHOSP 17.1 ELS Term 1 の終了時に廃止される予定です。Red Hat OpenStack Platform (RHOSP) 17.1 のサポートライフサイクルの終了時に、STF は Extended Lifecycle Support (ELS) に移行し、RHOSP 17.1 ELS 期間 1 の終了時に STF は廃止されます。 Red Hat は、メンテナンスサポートのライフサイクル期間中に新しい機能を STF 1.5 に追加することはしません。Red Hat は引き続き、RHOSP 17.1 のライフサイクル期間中、Red Hat OpenShift Container Platform の新しい Extended Update Support (EUS) バージョンがリリースされるたびに、STF をそのバージョンにリベースして提供します。Red Hat は引き続き、重大な STF バグと CVE に対処します。 RHOSP および STF の製品ライフサイクルの詳細は、カスタマーポータルの Red Hat OpenStack Platform のライフサイクル および Service Telemetry Framework のライフサイクル のページを参照してください。
製品ライフサイクル
以下は、Red Hat OpenStack Platform (OSP) および Red Hat OpenShift Container Platform (OCP) でサポートされている Service Telemetry Framework (STF) バージョンのリストです。
フルサポート:
運用フェーズでは、影響度が「重大」および「重要」と評価されたセキュリティーアドバイザリー(RHSA) と、優先度が「緊急」と一部の「高」のバグ修正アドバイザリー (RHBA) が、利用可能になり次第リリースされます。その他のエラータアドバイザリーは、必要に応じて提供されます。
一部のソフトウェア機能拡張は、(利用可能な場合) Red Hat の判断により提供されます。
メンテナンスリリースには、評価済みの利用可能なエラータアドバイザリー (RHSA、RHBA、および RHEA) も含まれます。メンテナンスリリースは累積的なものであり、以前にリリースされた更新内容も含まれます。このフェーズでのマイナーリリースでは、優先度が「中」以上の不具合の修正に重点が置かれます。
さらに、以下はフルサポート時にのみ適用されます。
- お客様およびパートナー様は、このフェーズの終了までにアップストリームで導入された新機能の選択的なバックポートをリクエストできます。その後に Red Hat Product Management および Engineering チームによる検討が行われます。
- インストーラーのコンポーネントはこのフェーズの終了までに更新される可能性があります。
- このフェーズの終了までに、該当バージョンで認定される新規プラグインがパートナー様によって導入される可能性があります。
メンテナンスサポート:
フルサポートと同じですが、以下は対象外です。
- バックポートによる新機能の導入
- 影響度が「重大」および「重要」と評価されたセキュリティーアドバイザリー (RHSA) 以外
- 追加のパートナープラグインの導入
メンテナンスサポートからライフサイクル終了までの期間:
ドキュメントリンク
Service Telemetry Framework 1.5 for RHOSP16.2
Service Telemetry Framework 1.5 for RHOSP17.1
補足情報
このサポートマトリックスは製品のライフサイクルに依存するため、製品がサポートされているか確認してください。
Red Hat OpenStack Platform Life Cycle
Openshift Container Platform Life Cycle
Red Hat AMQ Interconnect Life Cycle