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probe::signal.send.return


名前

probe::signal.send.return — 完了したプロセスに送信されているシグナル

概要

signal.send.return

retstr
__group_send_sig_info、specific_send_sig_info、または send_sigqueue への戻り値
send2queue
送信されたシグナルが既存の sigqueue に送信されたかどうかを示します。
name
シグナルを送信するために使用される関数の名前。
shared
送信されたシグナルがスレッドグループで共有されているかどうかを示します。

コンテキスト

シグナルの送信者 (正しいか?)。

説明

__group_send_sig_info と specific_send_sig_info の戻り値は以下のとおりです。
0 -- シグナルがプロセスに正常に送信されました。

つまり、

(1) シグナルが受信側プロセスによって無視されました。(2) これは非 RT シグナルであり、システムのキューにはすでに 1 つのシグナルが格納されています。(3) シグナルが受信側プロセスの sigqueue に正常に追加されました。
-EAGAIN -- 受信側プロセスの sigqueue はオーバーフロー状態です。シグナルは RT であり、kill 以外の関数を使用しているユーザーによって送信されました。
send_group_sigqueue と send_sigqueue の戻り値は以下のとおりです。
0 -- シグナルは受信側プロセスの sigqueue に正常に追加されました。または、SI_TIMER エントリーがすでにキューに格納されています (この場合、オーバーランした数は単純に増分されます)。
1 -- シグナルが受信側プロセスによって無視されました。
-1 -- (send_sigqueue のみ) タスクは終了中とマークされ、* posix_timer_event をグループリーダーにリダイレクトすることが許可されます。