Red Hat CodeReady Studio のライフサイクルおよびサポートポリシー

Red Hat CodeReady Studio は 2022 年 4 月 19 日に廃止される予定です。 対応するコミュニティープロジェクト ('JBoss Tools') が後継のツールキットになります。

概要

Red Hat では、Red Hat CodeReady Studio (CodeReady Studio) の製品ライフサイクルを公開しています。これにより、お客様およびパートナー様は、開発インフラストラクチャーを効果的にセットアップすることができます。Red Hat CodeReady Studio のメジャーまたはマイナーリリースのライフサイクルは、フルサポートフェーズとメンテナンスサポートフェーズの 2 つの主要なフェーズに分かれています。

ライフサイクルのフェーズ 1 とフェーズ 2 (以下参照) の間、有効なサブスクリプションの対象となるソフトウェアは、開発サポートの サービスレベルアグリーメント対象範囲 に従ってサポートを受けることになります。

フェーズ 1: フルサポートフェーズ

フルサポートフェーズでは、評価済みの影響度が重大および重要のセキュリティー Errata Advisory (RHSA)が利用可能になると、優先度が緊急および一部の高のバグ修正エラータアドバイザリー(RHBA)が利用可能になると提供されます。その他の利用可能な修正および評価済みのパッチ、および Red Hat 機能拡張アドバイザリー(RHEA)は、マイナーリリースごとにリリースされます。お客様には、CodeReady Studio をサポート対象の最新バージョンにアップグレードしていただくことになります。

フェーズ 2: メンテナンスサポートフェーズ

メンテナンスフェーズでは、評価済みの影響度が「重大」または「重要」のセキュリティーパッチ、および一部のミッションクリティカルなバグ修正パッチが利用可能になる時点でリリースされます。


リリース頻度は、年 1 回のメジャーリリースから四半期ごとのマイナーリリースに変更され、ライフサイクルの日付に反映されています。ほとんどの場合、更新は z-stream リリースではなく、y-stream リリースで提供されます。(たとえば、1.0.1 ではなく 1.1 を提供します。)

対応ソフトウェア

アップグレードポリシー

Red Hat CodeReady Studio では、アップグレード中にマイナーリリースをスキップする機能をお客様に提供します。つまり、複数のマイナーバージョンをトラバースして最新バージョンにアップグレードすることは、サポートされているパスとなります。

たとえば、CodeReady Studio v1.3 がリリースされ、あるお客様が現時点で v1.1 を使用している場合、最初に v1.2 にアップグレードしなくても、v1.1 から v1.3 に直接アップグレードすることができます。