Red Hat OpenShift AI Cloud Service のライフサイクル

概要

このドキュメントは、Red Hat OpenShift AI Cloud Service の現在の一般提供リリースが対象です。

Red Hat は、Red Hat OpenShift AI Cloud Service の製品ライフサイクルを公開しています。これにより、お客様およびパートナー様は、プラットフォーム上で実行されるアプリケーションの計画、デプロイ、サポートを効果的に行えます。Red Hat は、最大限の透明性を確保できるようにこのライフサイクルを公開し、競合する状況が生じる場合はこれらのポリシーから例外を設ける場合があります。

Red Hat OpenShift AI Cloud Service のライフサイクルでは、リリースに基づくアプローチを採用しています。常に 1 つのバージョンのみ利用可能で、サポート対象もそのバージョンのみです。

Red Hat OpenShift AI Cloud Service は、Red Hat OpenShift Dedicated および Red Hat OpenShift Service on AWS のアドオンとして利用でき、リリーススケジュールは他の Red Hat 製品およびサービスに依存しません。OpenShift AI サービスの詳細は Red Hat OpenShift AI Service Definition を参照してください。

Red Hat OpenShift Dedicated Life Cycle は、Red Hat OpenShift Dedicated でサポートされているバージョンに関する情報を提供します。Red Hat OpenShift AI の一般提供の期間中は、以下の OpenShift バージョンがサポートされます。

  • 4.18
  • 4.17
  • 4.16
  • 4.15

アップグレードポリシー

Red Hat OpenShift AI アドオン、およびインストール済みのコンポーネントは、すべてのクラスターで利用可能な最新バージョンに自動的に更新されます。

このアップグレードポリシーには、機能リリース、バグおよびセキュリティー修正リリースが含まれます。

コンポーネントのライフサイクル

Data Science Pipelines

2024 年 5 月 2 日以降、Data Science Pipelines クラウドサービスコンポーネントはバージョン 2 にアップグレードされます。このアップグレードは、KubeFlow Pipelines (アップストリームの同等の製品) と同様の更新が行われます。Data Science Pipelines v2 は、パイプラインバージョンとパイプラインログをサポートします。 Data Science Pipelines v2 の導入により、RHOAI ダッシュボードから Data Science Pipelines v1 パイプラインの詳細をデプロイ、表示、編集することはできなくなります。 Data Science Pipelines v2 の使用に関する詳細は、RHOAI ドキュメント を参照してください。

ライフサイクル終了ポリシー

一般提供の期間中、Red Hat は 1 年前に通知することでサービスを終了する権利を有します。サービスが終了した場合、サービス終了日から 60 日間、Red Hat は顧客データを保持します。