Red Hat Enterprise Linux for Real Time の製品ライフサイクル
概要
Red Hat Enterprise Linux for Real Time はリアルタイムのコンピューティングプラットフォームで、確定的な応答時間が求められるアプリケーションや時間が重要なワークロードで活用できます。Red Hat Enterprise Linux for Real Time と Red Hat Enterprise Linux のテクノロジーは一部共通していますが、Red Hat Enterprise Linux for Real Time は Red Hat Enterprise Linux のサブスクリプションとは異なる、独自のサブスクリプションです。
詳細情報
Red Hat Enterprise Linux for Real Time の各メジャーバージョン (X.0) は、初期リリース (一般提供 (GA) の開始日) から 10 年間サポートされます。
リリースおよびサポート
Red Hat Enterprise Linux for Real Time には、一般提供 (GA) の開始日から最初の 3 年間に新機能が含まれることがあります。 3 年経過後は、影響度が「重大」および「重要」のセキュリティーエラータアドバイザリー (RHSA) と優先度が「緊急」のバグ修正エラータアドバイザリー (RHBA) のみが、利用可能になるとリリースされます。すべてのアップデート、アップグレードおよび機能拡張は、利用可能な場合は Red Hat の判断により提供されます。
Extended Update Support (EUS) と Extended Lifecycle Support (ELS) などの延長ライフサイクルプログラムは、Red Hat Enterprise Linux for Real Time では利用できません。すべてのアップデートは最新のマイナーリリースでのみ提供されます。
対象範囲
| 説明 | サポート |
|---|---|
| 一般提供 (GA) の開始日からの期間 (年) | 10 |
| インシデント数に制限のないテクニカルサポート1 | Yes |
| セキュリティーエラータ 2、4 の随時リリース | Yes |
| バグ修正エラータ 3、4 の随時リリース | Yes |
| ソフトウェアの機能拡張 | Yes (0-3 年目までの間) |
1 サポートサービスの詳細は、サブスクリプション契約に記載されています。
2 Red Hat のセキュリティー問題の影響度の分類に関する説明は、問題の影響度の分類ページ を参照してください。
3 Red Hat は、通常のバグ修正エラータとは別に、お客様のビジネスに大きく影響する深刻な問題に対処するための一時的な措置として Hotfix を提供する場合があります。
4 すべてのエラータは、利用可能な場合に Red Hat の判断で提供されます。
