.NET ライフサイクル
Microsoft は、Red Hat Enterprise Linux 上の .NET について、ライフサイクルサポートポリシーを確立し、維持しています。このライフサイクルは、特定の SKU の Red Hat Enterprise Linux ライフサイクルとは異なる場合があります。
開発者は、Long Term Support (LTS) リリースまたは Standard Term Support (STS) リリースのいずれかを使用できます。LTS リリースは長期サポート対象です。STS リリースでは、最新のイノベーションと機能が提供されます。LTS リリースと STS リリースの両方に重要な修正が適用されます。
LTS リリースは、一般提供開始日から 3 年間サポートされます。STS リリースは、一般提供開始日から 18 カ月間サポートされます。
.NET リリースのライフサイクル
アーキテクチャーのサポート
64 ビット AMD および Intel (x86_64) 向け Red Hat .NET (.NET 6.0 を含むこれまでの複数のバージョン) が RHEL 7 で利用できます。
RHEL 7 の .NET のサポートは 2024 年 6 月 30 日に終了しました。
64 ビット AMD および Intel (x86_64) 向け Red Hat .NET (複数のバージョン) は、RHEL 8 以降で利用可能です。
Red Hat .NET 6 以降は、RHEL 8 以降で Z (s390x) で利用可能です。
Red Hat .NET 7 は、RHEL 8 以降の IBM Power (ppc64le) で利用可能です。
Red Hat .NET 6 以降は、RHEL 8 以降の 64 ビット ARM (aarch64) で利用可能です。
.NET プログラムのサポート
Red Hat は、Red Hat Enterprise Linux ユーザーによる .NET のインストールとランタイムの使用を支援します。.NET コンポーネントのその他のサポートは、Microsoft により提供されます。
Red Hat のお客様は、Red Hat テクニカルサポートに直接問い合わせることができます。ケースに割り当てられている Red Hat サポートエンジニアが Microsoft からの支援を必要としている場合は、Red Hat サポートエンジニアは、Microsoft と直接連携します。お客様側では、なにもしていただく必要はありません。同様に、Microsoft 側では Red Hat サポートエンジニアと直接連携するプロセスがあります。
Red Hat Developer Program の一部として提供される Red Hat Enterprise Linux 開発者サブスクリプションはセルフサポート型であり、開発目的のみを対象としています。実稼働環境などの他の目的での利用を意図していないため、既知のセキュリティーの脆弱性に対処できない可能性があります。