Red Hat Ansible Inside のライフサイクル
概要
Red Hat Ansible Inside サブスクリプションの一環として、お客様は、オンプレミスパッケージのサポート対象のバージョンや、registry.redhat.io からダウンロード可能な実行環境イメージにアクセスできます。 Red Hat は、パートナーの皆様がオンプレミスでの Ansible Inside の使用を適切に計画、デプロイ、サポート、保守できるように、Ansible Inside の製品ライフサイクルを公開しています。
このライフサイクルは、多くの個別の製品コンポーネントの論理グループである Ansible Inside の各バージョンの一定期間を対象としています。 Ansible Inside の各バージョンのライフサイクルは複数の運用フェーズに分かれており、最初のリリース日から一定期間にわたってさまざまなメンテナンスレベルが規定されています。 Ansible Inside の複数バージョンが同時にサポートされますが、このライフサイクルは Ansible Inside のそれぞれの特定バージョンに適用され、1.x または 2.x などのメジャーバージョン全体には適用されないことに注意してください。 つまり、セマンティックバージョニングルールは、Ansible Inside リリースの一環としては使用されません (ただし、含まれる特定のコンポーネントは使用される場合があります)。
パートナー様には、組み込みの Ansible Inside 環境を同製品のサポートされる最新バージョンに適宜アップグレードすることをお勧めします。 セキュリティーリスクの高いものに関する例外の可能性を除けば、機能およびバグ修正は製品の最新バージョンのみが対象になります。
Ansible Inside のパッケージおよびバージョン
| Ansible Inside バージョン | 実行環境 | Ansible Navigator バージョン | Ansible Builder バージョン | RHEL バージョン | OCP のサポート |
|---|---|---|---|---|---|
| 1.1 | core 2.14、ee-minimal、ee-supported、ee-2.9* | 2.2.0 | 1.2.0 | 8.4+、9.0+ | 4.9-4.12 |
| 0.9 | core 2.13、ee-minimal、ee-supported、ee-2.9* | 2.1.0 | 1.1.1 | 8.4+、9.0+ | 4.8-4.11 |
* 以下のサポートされる実行環境には、別途 Red Hat カスタマーポータルで利用可能な Ansible Core RPM のバージョンが含まれます。
Ansible Automation Platform が設計どおりに機能するには、少なくとも Python 3.8 が必要です。
ライフサイクルの日付
Ansible Inside のライフサイクル
対象範囲
サポートは、公開されている『Red Hat Enterprise Agreement』の「Appendix 1」の対象範囲に従った使用に対して提供されます。
Red Hat のエンタープライズ製品が備える高い安定性を維持しつつ、新たなテクノロジーの迅速な採用を促進するため、Red Hat Ansible Automation Platform の製品ライフサイクルは、以下に説明されているように 3 つのメンテナンスフェーズに分けられます。
運用フェーズ
| ライフサイクルフェーズ | |||
|---|---|---|---|
| 説明 | フルサポート | メンテナンスサポート 1 | メンテナンスサポート 2 |
| 評価済みの影響度が「重大」のセキュリティー修正 | Yes | Yes | Yes |
| 重大度1によるバグ修正 | 重大度が「重大」および「重要」の問題 | 重大度が「重大」の問題 | なし |
| セキュリティーエラータ (RHSA) の随時リリース | Yes | Yes | Yes |
| バグ修正エラータ (RHBA)2の随時リリース | Yes | Yes | ❌ |
| 一部のソフトウェア機能拡張 | Yes | ❌ | ❌ |
1. テクニカルサポートは、Red Hat Ansible Inside のサブスクリプション契約に記載されているサービスレベルによって異なります。
2. Red Hat は、バグ修正アドバイザリー (RHBA) を作成して検証する一方で、お客様のビジネスに重大な影響を与える深刻な問題に対処するための一時的な措置として、ホットフィックスを提供する場合があります。
フルサポートフェーズ
フルサポートフェーズでは、評価済みの影響度が「重大」および「重要」のセキュリティーアドバイザリー (RHSA) と、優先度が「緊急」および一部の「高」のバグ修正アドバイザリー (RHBA) が、利用可能になるとリリースされます。 機能強化アドバイザリー (RHEA) などのその他のエラータアドバイザリーは必要に応じて提供されます。
メンテナンスサポート 1 フェーズ
メンテナンスサポートフェーズでは、評価済みの影響度が「重大」および「重要」のセキュリティーエラータアドバイザリー (RHSA) と、優先度が「緊急」および一部の「高」のバグ修正エラータアドバイザリー (RHBA) が、利用可能になるとリリースされます。 その他のバグ修正 (RHBA) および機能強化 (RHEA) エラータアドバイザリーは、Red Hat の判断でリリースされる場合がありますが、必ずしもリリースされるとは限りません。
メンテナンスサポート 2 フェーズ
メンテナンスサポート 2 フェーズでは、評価済みの影響度が「重大」および「重要」のセキュリティーエラータアドバイザリー (RHSA) は発行されますが、優先度が「緊急」および一部の「高」のバグ修正エラータアドバイザリー (RHBA) は提供されない予定です。 メンテナンスサポート 2 での Ansible Automation Platform リリースは技術的にサポートされますが、これらのリリースに対するソフトウェアアップデートは提供されません。
サポートするソフトウェア
メンテナンスサポートフェーズの終了前に、サポートするソフトウェア (PostgreSQL 組み込みデータベース、または基礎となるオペレーティングシステム、またはデプロイメントプラットフォームなど) がその製品ライフサイクルを終了した場合、お客様はサポートされるコンポーネントで実行している最新バージョンの Red Hat Ansible Automation Platform にアップグレードすることが求められる場合があります。