Ansible Automation Platform セルフサービスのライフサイクル

Ansible Automation Platform Self-Service Automation Portal のライフサイクル

概要

Red Hat Ansible Automation Platform (AAP) サブスクリプションの一部として、お客様は、Ansible Automation Platform Self-Service Automation Portal (self-service) のサポートされているバージョンにアクセスできます。Red Hat は、お客様とパートナー各社が環境を適切に計画、デプロイ、サポートできるように、Self-Service Automation Portal の製品ライフサイクルを公開しています。このライフサイクルにより、お客様とパートナー各社はセルフサービスインストールに対して最高レベルのサポートとメンテナンスを受けることができます。

お客様には、Ansible Automation Platform Self-Service Automation Portal 環境を、サポートされている最新バージョンの製品にタイムリーにアップグレードすることを推奨します。セキュリティーリスクの高いものに関する例外の可能性を除けば、機能およびバグ修正は製品の最新バージョンのみが対象になります。


製品ライフサイクル

セルフサービスの各バージョンは、定められた期間サポートされます。これは、フルサポートメンテナンスサポート の 2 つのフェーズに分かれています。

フルサポートフェーズ

このフェーズでは、認定済みの影響度が「重大」および「重要」のセキュリティーアドバイザリー (RHSA) と、優先度が「緊急」と一部の「高」のバグ修正アドバイザリー (RHBA) が、利用可能になるとリリースされます。その他のバグ修正と機能拡張は、次のマイナーリリースで提供される可能性があります。新しい機能は以前のバージョンにバックポートされません。

メンテナンスサポートフェーズ

このフェーズでは、認定済みの影響度が「重大」および「重要」のセキュリティーアドバイザリー (RHSA) と「緊急」のバグ修正アドバイザリー (RHBA) が利用可能になると、リリースされます。その他のバグ修正は提供されません。

予想されるリリース間隔は 3 カ月です。記載されている将来の日付はすべて概算であり、決定的なものではなく、変更される可能性があります。

注記: バージョン 1.5 はテクノロジープレビューであり、このライフサイクルには従いません。

ライフサイクルの日付

フルサポート

バージョン AAP 互換性 OpenShift との互換性 一般提供の開始 (GA) 日 フルサポート終了日 メンテナンスサポートの終了日
2.0 AAP 2.5、2.6 4.14、4.15、4.16、4.17、4.18 2025 年 9 月 24 日 self-service portal 2.1 のリリース self-service portal 2.2 のリリース

ライフサイクルの終了日

バージョン AAP 互換性 OpenShift との互換性 一般提供の開始 (GA) 日 フルサポート終了日 メンテナンスサポートの終了日
1.5 AAP 2.5、2.6 4.14、4.15、4.16、4.17、4.18 2025 年 5 月 19 日 該当なし self-service portal 2.0 のリリース

AAP セルフサービスプラグインのサポートステータス

AAP Self-Service Automation Portal では、その機能にプラグインアーキテクチャーを使用します。以下は、使用されている特定のプラグインとそのサポートステータスのリストです。

プラグインバージョン 名前 サポートステータス
2.0 ansible-plugin-scaffolder-backend-module-backstage-rhaap-dynamic 一般提供
2.0 ansible-backstage-plugin-auth-backend-module-rhaap-provider-dynamic 一般提供
2.0 ansible-backstage-plugin-catalog-backend-module-rhaap-dynamic 一般提供
2.0 ansible-plugin-backstage-self-service-dynamic 一般提供

サポート対象のプラットフォーム

AAP セルフサービスバージョン サポート対象のプラットフォーム AAP Self-Service Automation Portal の統合
2.0 OpenShift Container Platform 4.14、4.15、4.16、4.17、4.18
Ansible Automation Platform 2.5、2.6
AMD64 と Intel 64 (x86_64)
GitHub と GitLab のパブリックおよびプライベートリポジトリー。