8.6.4. クライアントスコープの評価

クライアントのタブ Mappers および Scope には、このクライアントのみに宣言されたプロトコルマッパーとロールスコープマッピングが含まれます。クライアントスコープから継承されるマッパーおよびスコープのマッピングは含まれません。ただし、有効なプロトコルマッパーが (クライアント自体で定義されるプロトコルマッパー)、リンクされたクライアントスコープから継承するものと、特定クライアントのトークンを生成するときに使用される有効なロールスコープマッピングを確認すると便利です。

クライアントの Client Scopes タブをクリックしてからサブタブ Evaluate をクリックすると、これらすべてが表示されます。ここから、適用する任意のクライアントスコープを選択できます。また、これにより scope パラメーターの値も表示されます。これは、アプリケーションから Red Hat Single Sign-On OpenID Connect 承認エンドポイントに送信する必要があります。

クライアントスコープの評価

client scopes evaluate

注記

アプリケーションから scope パラメーターのカスタム値を送信する方法を確認したい場合は、アプリケーションがサーブレットアダプターを使用する場合は、パラメーター転送セクション、またはアプリケーションが javascript アダプターを使用する場合は javascript アダプターの項を参照してください。

8.6.4.1. サンプルトークンの生成

特定のユーザーに生成された実際のアクセストークンの例を確認し、特定のクライアントに対して発行し、scope パラメーターで指定した値を使用して、Evaluate 画面でユーザーを選択します。これにより、すべての要求およびロールマッピングを含むトークンのサンプルが生成されます。