6.6.5. ユーザーとして WebAuthn 認証情報の管理

6.6.5.1. WebAuthn Authenticator の登録

WebAuthn オーセンティケーターを登録する適切な方法は、ユーザーが Red Hat Single Sign-On にアカウントを登録しているかどうかによって異なります。

新規ユーザー

WebAuthn Register 必須の操作をレルムで Default Action として設定している場合、最初のログインに成功すると WebAuthn セキュリティーキーの設定に新しいユーザーが必要になります。新規ユーザーは以下の操作を実行します。

  • ログインフォームを開きます。
  • Register リンクをクリックします。
  • 登録フォームに項目を入力し、Register をクリックします。
  • ユーザーのブラウザーは、WebAuthn オーセンティケーターを登録するようユーザーに要求します。
  • 登録に成功すると、ユーザーのブラウザーは、登録済み WebAuthn オーセンティケーターのラベルとしてテキストを入力するよう要求します。
既存ユーザー

最初の例のように WebAuthn Authenticator が必要に応じて設定されている場合、既存のユーザーがログインを試みる際に、WebAuthn オーセンティケーターを自動的に登録する必要があります。

  • ログインフォームを開きます。
  • 項目を入力し、Save をクリックして Login をクリックします。
  • ユーザーがログインしたら、WebAuthn オーセンティケーターを登録する必要があります。
  • 登録に成功すると、ユーザーのブラウザーは、登録済み WebAuthn オーセンティケーターのラベルとしてテキストを入力するよう要求します。