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7.3. DHCP エージェントの設定
DHCP エージェントを設定します。以下の手順に記載するステップはすべて、OpenStack Networking をホストするサーバーに
root
ユーザーとしてログインして実行する必要があります。
手順7.12 DHCP エージェントの設定
- DHCP エージェントが認証に Identity サービスを使用するように設定します。
- 認証ストラテジーを
keystone
に設定します。#
openstack-config --set /etc/neutron/dhcp_agent.ini \
DEFAULT auth_strategy keystone
- DHCP エージェントが使用する必要のある Identity サービスのホストを設定します。
#
openstack-config --set /etc/neutron/dhcp_agent.ini \
keystone_authtoken auth_host IP
IP は、Identity サービスをホストするシステムの IP アドレスまたはホスト名に置き換えます。 - DHCP エージェントが正しいテナントとして認証を行うように設定します。
#
openstack-config --set /etc/neutron/dhcp_agent.ini \
keystone_authtoken admin_tenant_name services
services
は、OpenStack Networking を使用するために作成したテナントの名前に置き換えます。本ガイドの例では、services
を使用しています。 - DHCP エージェントが
neutron
の管理ユーザーアカウントを使用して認証を行うように設定します。#
openstack-config --set /etc/neutron/dhcp_agent.ini \
keystone_authtoken admin_user neutron
- DHCP エージェントが
neutron
の管理ユーザーアカウントのパスワードを使用して認証を行うように設定します。#
openstack-config --set /etc/neutron/dhcp_agent.ini \
keystone_authtoken admin_password PASSWORD
PASSWORD は、neutron
ユーザーの作成時に設定したパスワードに置き換えます。
- 使用する OpenStack Networking プラグインに応じて、
/etc/neutron/dhcp_agent.ini
ファイルでインターフェースドライバーを設定します。ML2 を使用する場合は、いずれかのドライバーを選択します。環境で使用するプラグインに適したコマンドを使用してください。Open vSwitch インターフェースドライバー
#
openstack-config --set /etc/neutron/dhcp_agent.ini \
DEFAULT interface_driver neutron.agent.linux.interface.OVSInterfaceDriver
Linux Bridge インターフェースドライバー
#
openstack-config --set /etc/neutron/dhcp_agent.ini \
DEFAULT interface_driver \
neutron.agent.linux.interface.BridgeInterfaceDriver
neutron-dhcp-agent
サービスを起動して、ブート時に起動するように設定します。#
systemctl start neutron-dhcp-agent.service
#
systemctl enable neutron-dhcp-agent.service
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