26.2. URI オプション

AWS DynamoDB コンポーネントは 5 個のオプションをサポートします。これは以下に記載されています。

名前説明デフォルトタイプ

configuration (advanced)

AWS S3 のデフォルト設定

 

KinesisConfiguration

accessKey (common)

Amazon AWS Access Key

 

String

secretKey (common)

Amazon AWS Secret Key

 

String

region (common)

Amazon AWS リージョン

 

String

resolveProperty Placeholders (advanced)

起動時にコンポーネントがプロパティープレースホルダーを解決するかどうか。String タイプのプロパティーのみがプロパティープレースホルダーを使用できます。

true

boolean

AWS Kinesis エンドポイントは、URI 構文を使用して設定します。

aws-kinesis:streamName

パスおよびクエリーパラメーターを使用します。

26.2.1. パスパラメーター (1 個のパラメーター):

名前説明デフォルトタイプ

streamName

必須 ストリームの名前。

 

String

26.2.2. クエリーパラメーター (30 パラメーター)

名前説明デフォルトタイプ

amazonKinesisClient (common)

このエンドポイントに対するすべての要求に使用する Amazon Kinesis クライアント。

 

AmazonKinesis

proxyHost (common)

DDBStreams クライアントをインスタンス化する際にプロキシーホストを定義します

 

String

proxyPort (common)

DDBStreams クライアントをインスタンス化する際にプロキシーポートを定義します

 

Integer

region (common)

Kinesis クライアントが動作する必要があるリージョン

 

String

bridgeErrorHandler (consumer)

コンシューマーの Camel ルーティングエラーハンドラーへのブリッジを許可します。よって、コンシューマーが受信メッセージなどの取得を試行している間に発生した例外は、メッセージとして処理され、ルーティングエラーハンドラーによって処理されます。デフォルトでは、コンシューマーは org.apache.camel.spi.ExceptionHandler を使用して例外に対応し、WARN または ERROR レベルでログに記録され、無視されます。

false

boolean

iteratorType (consumer)

Kinesis ストリーム内でレコードの取得を開始する場所を定義します

TRIM_HORIZON

ShardIteratorType

maxResultsPerRequest (consumer)

各ポーリングでフェッチされる最大レコード数。

1

int

sendEmptyMessageWhenIdle (consumer)

ポーリングコンシューマーがファイルをポーリングしなかった場合、このオプションを有効にして、代わりに空のメッセージ (ボディーなし) を送信できます。

false

boolean

sequenceNumber (consumer)

ポーリングを開始するシーケンス番号。iteratorType が AFTER_SEQUENCE_NUMBER または AT_SEQUENCE_NUMBER に設定されている場合に必要です。

 

String

shardClosed (consumer)

シャード (shard) が閉じられた場合の動作を定義します。設定可能な値は、ignore、silent、fail です。ignore の場合、メッセージはログに記録され、コンシューマーは最初から再起動します。silent の場合は、ログには記録されず、コンシューマーは最初から起動します。fail の場合は、ReachedClosedStateException が発生します。

ignore

KinesisShardClosed StrategyEnum

shardId (consumer)

Kinesis ストリームでどの shardId からレコードを取得するかを定義します。

 

String

exceptionHandler (consumer)

コンシューマーによるカスタム ExceptionHandler の使用を許可します。bridgeErrorHandler オプションが有効な場合は、このオプションは使用されないことに注意してください。デフォルトでは、コンシューマーは例外に対応し、WARN または ERROR レベルでログに記録され、無視されます。

 

ExceptionHandler

exchangePattern (consumer)

コンシューマーがエクスチェンジを作成する際に交換パターンを設定します。

 

ExchangePattern

pollStrategy (consumer)

プラグ可能な org.apache.camel.PollingConsumerPollingStrategy を使用すると、エクスチェンジが作成され、Camel でルーティングされる前に、通常はポーリング操作中に発生するエラー処理を制御するカスタム実装が提供できます。

 

PollingConsumerPoll Strategy

synchronous (advanced)

同期処理を厳密に使用するか、Camel が非同期処理を使用できるかどうかを設定します (サポートされている場合)。

false

boolean

backoffErrorThreshold (scheduler)

backoffMultipler が開始する前に発生する必要がある後続のエラーポーリング (エラーによって失敗した) の数。

 

int

backoffIdleThreshold (scheduler)

backoffMultipler が開始する前に発生する必要がある後続のアイドルポーリングの数。

 

int

backoffMultiplier (scheduler)

後続のアイドル状態/エラーが連続して発生した場合に、スケジュールされたポーリングコンシューマーのバックオフを許可します。乗数は、実際に次の試行が行われる前にスキップされるポーリングの数です。このオプションが使用されている場合は、backoffIdleThreshold や backoffErrorThreshold も設定する必要があります。

 

int

delay (scheduler)

次のポーリングまでの時間 (ミリ秒単位)。60s (60 秒)、5m30s (5 分 30 秒)、1h (1 時間) などの単位を使用して時間値を指定することもできます。

500

long

greedy (scheduler)

greedy が有効で、以前の実行が 1 つ以上のメッセージをポーリングした場合、ScheduledPollConsumer は即座に再度実行されます。

false

boolean

initialDelay (scheduler)

最初のポーリングが開始されるまでの時間 (ミリ秒単位)。60s (60 秒)、5m30s (5 分 30 秒)、1h (1 時間) などの単位を使用して時間値を指定することもできます。

1000

long

runLoggingLevel (scheduler)

コンシューマーはポーリング時に開始/完了のログ行を記録します。このオプションを使用すると、ログレベルを設定できます。

TRACE

LoggingLevel

scheduledExecutorService (scheduler)

コンシューマーに使用するカスタム/共有スレッドプールを設定できます。デフォルトでは、各コンシューマーに独自の単一スレッドのスレッドプールがあります。

 

ScheduledExecutor Service

scheduler (scheduler)

camel-spring または camel-quartz2 コンポーネントから cron スケジューラーを使用します。

none

ScheduledPollConsumer Scheduler

schedulerProperties (scheduler)

カスタムスケジューラーまたは Quartz2 や Spring ベースのスケジューラーを使用する場合に、追加のプロパティーを設定します。

 

Map

startScheduler (scheduler)

スケジューラーを自動起動するかどうか。

true

boolean

timeUnit (scheduler)

initialDelay および delay オプションの時間単位。

MILLISECONDS

TimeUnit

useFixedDelay (scheduler)

固定遅延または固定レートを使用するかどうかを制御します。詳細は、JDK の ScheduledExecutorService を参照してください。

true

boolean

accessKey (security)

Amazon AWS Access Key

 

String

secretKey (security)

Amazon AWS Secret Key

 

String

必要な Kinesis コンポーネントオプション

プロキシーと関連するクレデンシャル情報が設定された状態で、レジストリーに amazonKinesisClient を提供する必要があります。