90.2. オプション

Ehcache コンポーネントは、以下に示す 7個のオプションをサポートしています。

名前説明デフォルトタイプ

configuration (advanced)

グローバルコンポーネント設定を設定します

 

EhcacheConfiguration

cacheManager (common)

キャッシュマネージャー

 

CacheManager

cacheManager Configuration (common)

キャッシュマネージャーの設定

 

設定

cacheConfiguration (common)

キャッシュの作成に使用されるデフォルトのキャッシュ設定。

 

CacheConfiguration<?,?>

cachesConfigurations (common)

キャッシュの作成に使用されるキャッシュ設定のマップ。

 

Map

cacheConfigurationUri (common)

Ehcache XML 設定ファイルのロケーションを指す URI

 

String

resolveProperty Placeholders (advanced)

起動時にコンポーネントがプロパティープレースホルダーを解決するかどうか。String タイプのプロパティーのみがプロパティープレースホルダーを使用できます。

true

boolean

Ehcache エンドポイントは、URI 構文を使用して設定されます。

ehcache:cacheName

パスおよびクエリーパラメーターを使用します。

90.2.1. パスパラメーター (1 個のパラメーター):

名前説明デフォルトタイプ

cacheName

必須 キャッシュ名

 

String

90.2.2. クエリーパラメーター (17 パラメーター)

名前説明デフォルトタイプ

cacheManager (common)

キャッシュマネージャー

 

CacheManager

cacheManagerConfiguration (common)

キャッシュマネージャーの設定

 

設定

configurationUri (common)

Ehcache XML 設定ファイルのロケーションを指す URI

 

String

createCacheIfNotExist (common)

キャッシュが存在する場合、または事前設定できない場合にキャッシュを作成する必要があるかどうかを設定します。

true

boolean

bridgeErrorHandler (consumer)

コンシューマーの Camel ルーティングエラーハンドラーへのブリッジを許可します。よって、コンシューマーが受信メッセージなどの取得を試行している間に発生した例外は、メッセージとして処理され、ルーティングエラーハンドラーによって処理されます。デフォルトでは、コンシューマーは org.apache.camel.spi.ExceptionHandler を使用して例外に対応し、WARN または ERROR レベルでログに記録され、無視されます。

false

boolean

eventFiring (consumer)

配信モードの設定 (同期、非同期)

ASYNCHRONOUS

EventFiring

eventOrdering (consumer)

配信モードを設定する (順序あり、順序なし)

ORDERED

EventOrdering

eventTypes (consumer)

リッスンするイベントのタイプを設定する

EVICTED,EXPIRED,REMOVED,CREATED,UPDATED

Set

exceptionHandler (consumer)

コンシューマーによるカスタム ExceptionHandler の使用を許可します。bridgeErrorHandler オプションが有効な場合は、このオプションは使用されないことに注意してください。デフォルトでは、コンシューマーは例外に対応し、WARN または ERROR レベルでログに記録され、無視されます。

 

ExceptionHandler

exchangePattern (consumer)

コンシューマーがエクスチェンジを作成する際に交換パターンを設定します。

 

ExchangePattern

action (producer)

デフォルトのキャッシュアクションを設定します。メッセージヘッダーにアクションが設定されている場合は、ヘッダーからの操作が優先されます。

 

String

key (producer)

デフォルトのアクションキーを設定します。メッセージヘッダーにキーが設定されている場合は、ヘッダーのキーが優先されます。

 

Object

configuration (advanced)

キャッシュの作成に使用されるデフォルトのキャッシュ設定。

 

CacheConfiguration<?,?>

configurations (advanced)

キャッシュの作成に使用されるキャッシュ設定のマップ。

 

Map

keyType (advanced)

キャッシュキータイプ、デフォルトの java.lang.Object

java.lang.Object

String

synchronous (advanced)

同期処理を厳密に使用するか、Camel が非同期処理を使用できるかどうかを設定します (サポートされている場合)。

false

boolean

valueType (advanced)

キャッシュ値の型、デフォルトは java.lang.Object

java.lang.Object

文字列

90.2.3. Message Headers Camel 

 

ヘッダータイプ説明

CamelEhcacheAction

String

キャッシュに対して実行される操作。有効なオプションは次のとおりです。

* CLEAR * PUT * PUT_ALL * PUT_IF_ABSENT * GET * GET_ALL * REMOVE * REMOVE_ALL * REPLACE

CamelEhcacheActionHasResult

Boolean

アクションに結果がある場合は true に設定します

CamelEhcacheActionSucceeded

Boolean

アクションが成功した場合は true に設定します

CamelEhcacheKey

Object

アクションに使用されるキャッシュキー

CamelEhcacheKeys

Set<Object>

以下で使用されるキーのリスト

* PUT_ALL * GET_ALL * REMOVE_ALL

CamelEhcacheValue

Object

キャッシュに入れる値または操作の結果

CamelEhcacheOldValue

Object

PUT_IF_ABSENT などのアクションのキーに関連付けられた古い値、または REPLACE などのアクションの比較に使用されるオブジェクト

CamelEhcacheEventType

EventType

受け取ったイベントの種類